9歳の時に鍋屋横丁の中野オデヲン座で見た。美空ひばりが気違いの振りをして兄の高田浩吉と共に父の仇を討つという時代劇。ベテラン佐々木康の演出はスターの魅力を存分に魅せるが、美空ひばりを見守るうちに彼女と恋に落ちる侍が水島道太郎というのは年が離れ過ぎていて美空ひばりが可哀想だ。東千代之助のスケジュールが空いてなかったんだね、きっと。寒空はだか先生が来ていました。