学生やくざの長門裕之と彼に足を洗わせようとする兄の古いタイプのやくざ、葉山良二の兄弟愛の物語。二人の親分、金子信雄が仁義なき戦いの遥か前に山守組長を彷彿とさせるずるくて情けない親分役を演じている。やくざ映画全盛期のずっと前の作品だが日本映画はこの頃からやくざを描いてきたんだね。如何に日本人がやくざを愛し憧れているかとう事だ。ああそれなのに、それなのに、今ではやくざの存在自体を認めない法律を作ってやくざを追い詰める。やくざと皇室に人権を認めろと心底思う。野田聖子は女性と子供、障害者、弱者にやさしい社会人をと総裁選に立候補したが弱者の中にやくざも入れるべきだ。あんたの旦那は元やくざだったんだし❗