歌舞伎座3部で観た。鶴屋南北の名作を片岡仁左衛門、坂東玉三郎のコンビでまた観られるとは、それだけで有難い。発端で仁左衛門と玉三郎が修行僧と稚児、10代のBLカップルに見える美貌と芸の力が素晴らしい。あっしも日曜日のしぶらくで静谷先生に18歳のお若に見えると言ってもらったけどね。エッヘン❗皆から尊敬される名僧と美しいお姫様が非人にまで身を堕とす衝撃のストーリーは鶴屋南北ならでは、早く続きが観たい!今回は上の巻で下の巻は6月です。そういえばあっしが落語ファンだった昭和30年、40年代は落語家がよく噺のマクラでこの芝居を使っていたっけ、多くの日本人が桜姫東文章のストーリーを知っていたなんて何て文化的に豊かな時代だったんだろう。こんな素晴らしい芝居を観たらいくらマン防だって一杯やらなきゃあ帰れない。巨乳悪女、幸田Dと浅草に出て飲みました。