国立映画アーカイブで見た。ゴジラと戦うビオランテは科学者、高橋幸治の娘で若くして死んだ沢口靖子と薔薇🌹とゴジラ細胞が合体したという何とも乙女チックな怪獣なのだ。本作からしばらきゴジラシリーズを撮る大森一樹監督にゴジラ好きなのはわかるが、彼が撮るゴジラ映画は小賢しくて好きになれない。本作でもゴジラをやっつけようとする自衛隊の攻撃に伊福部昭のテーマが流れるが、他の映画だとわくわくするのにまるで心が踊らないのだ。金子修介監督と違って怪獣映画を撮るセンスが無いんだね。