これも白昼堂々とおなじ年に公開された作品だ。学園闘争はげしい時代劇京都立命館大学の女子大生が自殺した話の映画化だが、当時16歳の福田秀文君は学園闘争にもグループサウンズにもまるで興味を持たず、ひたすら映画と落語の日々でした。あれっ、今とほとんど変わってないじゃあないの。これを三つ子の魂百までというんだね。ラピュタ阿佐ヶ谷の実話の映画化特集はこれでおしまい。来週からは豊田四郎監督の文芸映画特集です。