ブラックあるあるに言ったら負ける。というのがある。例えば競馬で勝ち続けている時にそれを誰かに自慢した途端に負けるのだ。先日今年になって一席一席しっかりと演じて我ながらレベルの高い芸が続いているなんて偉そうにいったらすぐにしっぺ返しがきた。上野広小路亭での毒演会に古いお客さんが10人予約をしてくれた。開演前に近くで飲んでいるので顔を出してくれといわれたので挨拶に寄った。お客さんは開演前に酒は飲めないだろうとあっしに気を使ってくれたのに、根が意地汚いあっしはその席に参加してお客さんがつくってくれた焼酎の水割りが薄いとじぶんで焼酎をつぎ足しってやってる事が全盛期の川柳川柳だよ。開演前にすっかり酔っぱらってしまったのです。そのお客さんのなかで初めて落語を聞く人が多かったので秘伝書よりももっと落語らしい噺をと転失気にしたのは覚えているが後の記憶は全くない。佐々木さんに確認したらそんなに悪い芸ではなかっっいう事だったが最近こんなに酔っぱらって高座を勤めたのは久し振りだ。なんともお恥ずかしい。