木下恵介が初めて東宝で監督した作品、瀬戸ないの小さな島は離島対抗体育大会でいつも負けてばかり、そんな島に夏木陽介の新任教師のやって来て子供たちにバレーボールを教えて離島対抗バレーボール大会で友情するまでを描いた作品。島の大人たちは中学生の子供に酒を飲ませたり、博奕をさせたり、税金を取りに来た税務署員を刃物を持って追いかけたりする無法振りが面白い。またこれが実話なんだから楽しい。今日はラピュタ阿佐ヶ谷で3本でした。