ラピュタ阿佐ヶ谷の日活脇役特集最後の作品で小沢昭一のベスト1、ギャンブル依存性だけでなく近親相姦や犬殺し迄えがいた今村昌平の脚本が素晴らしく後にロマンポルノの名匠と呼ばれる西村昭五郎のエネルギッシュな演出に痺れる。あっしが競馬にはまっていた頃を思い出して身につまされるシーンもあるがラストの競輪上人、小沢昭一の演説に救われる。いいかお前達、ハズレる事を恐れちゃいかん。今週のAJCはいえが当たりそうな気がしてきた。