今日は国立映画アーカイブで2本。本作は初対面の三船敏郎と山口淑子が三流雑誌にスキャンダルを書かれて弁護士、志村喬を立てて訴えるがこの弁護士が敵方に買収されてという物語。名匠、黒澤明にしてはライトタッチのコメディで黒澤明よりも木下恵介の方が似合いそうだ。敵方の弁護士役の新劇の名優、青山杉作の風格と演技に圧倒される。あっしも本作のように最後に正義が勝つといきたいものだ。