今年の3月下旬、あっしは今から40年程前の久保信二ポルノ裁判の事を思いだした。ポルノ男優の久保信二が肉体関係を持ったポルノ女優の実名を出してあの女はおまんこが臭いとか、締まりが悪いとか週刊誌に載せたのを女優に訴えられたのだ。ブラ坊の彼女に教えてやったら、彼女がブラ坊を訴えたら絶対ぬ裁判で勝ってブラ坊から金が取れるぞ。女と別れる度に金を取られたらブラ坊も女性に対する自己中心的な考えを改めるだろうと思った。その時のあっしの認識は加害者がブラ坊で被害者が彼女。あっしは善意の第三者だった。それが新型コロナウイルスのせいで被害者も加害者も仕事がなく二人一緒にいる内にストックホルム症候群、被害者と加害者が愛し合い、二人共に脳内変換して善意の第三者であるところのあっしを加害者と思い込んでしまった。あっしにとってみればとんだとばっちりだ。まあいい。全ては明日、敵の弁護士からの書留を読んでからだ。