東京にイカ、タコ、カニが巨大化した三大怪獣が現れ、それを食べたら旨かったというお馬鹿映画。こういう映画は嫌いじゃないと見てみたらまるで笑えなかった。たまたま昨日道楽亭で中野貴雄作品の素晴らしさを語ったが、中野貴雄は特撮映画の名作への愛があり、低予算でそのパロディを作ってみせるセンスの良さとしたたかさがある。中野貴雄は天才で本作の河崎実監督は糞た。日本映画の駄目なところはこんな糞野郎に映画を撮らせて中野貴雄に撮らせない事だ。今日は金と時間を損した。