【ライブ前日の】21年目の、さようなら【モノローグ】 | モノ書き剣士・風音飛空鳥の居合書き

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時に剣士、時にモノ書きさんな風音飛空鳥がそこはかとなく徒然にお送りする気まぐれブログ。

ライブ前日にこんばんビクトリ~!!

風音飛空鳥でございます。

 

さて。

タイトルにもあるように明日はライブ…なんだけど。

ライブ前日だからこそ、きちんとご報告しないといけない事がありますので、こうしてモニターの前でカチャコチョとキーボードを叩いております。

 

改めまして、3月31日をもちまして。

風音飛空鳥、剣術を引退いたしました。

 

で、その翌日にわざわざ所属していた道場主催で引退セレモニーを開いていただきました。

 

そんなもんやらなくてもいいと言っていたのですが、道場の先生から今まで剣術活動でお世話になった人たちのためにやったほうがいい、と説得されて開催となりました。

 

で、開催されたのは4月1日。

日が日だったからエイプリルフールと思われてたかもしれない…というか、今でも盛大なエイプリルフールネタであって欲しいと少し思っていたり^^;

 

友人の舞台演劇を観に行ってから師匠の墓参りをして、そして会場となる道場に。

 

みんな盛大にやってくれたっけ。

今の内弟子の三人も剣閃がすごく綺麗だったなぁ。

一月ほど見なかっただけで成長ぶりが伺えた。

さすがに引退の理由が理由なだけにいきなり百本仕合やれだのムチャブリは飛んでこなかったけど、やはり剣舞を最後に観せてくれ、とは頼まれました。

 

問題は刀がなかったのでどうするか…と思ってた矢先に。

師匠の奥様が会場に来られていて、これを使って欲しい、と一振りの刀を貸して下さいました。

刀袋を払って見て…本当に驚いた。

 

まさかの。

師匠が生前愛用していた居合刀。

 

主人も最後に一緒に舞いたいという思いがあったので、と言われたので、ものすごく畏れ多さがあったけれど。

 

その刀をお借りして。

装束に身を包んで。

三演目ほど舞わせていただきました。

 

舞い終わって、改めて正式に剣術を引退しますとその場にいた全員の前で話して、最後に深々と礼をして。

 

本当に、剣士としての生活を終えました。

 

思い起こせば、剣術始めて21年。

本当にいろいろな事があった。

怪我もたくさんしたっけ。

骨折は言うに及ばず、捻挫や痣は最初のうちはない日がなかったくらい。

ひどい怪我だと目の脇切ったり、浅くだけど脇腹抉られた事もあったっけ。

 

で、初めての内弟子である銀くんこと銀月綺紗羅くんを送り出したり。

その後に今の内弟子である3人の高校生組(一人はもう大学生だけど)と出会ったり。

そのうち一人はリアルJKだぞどうだ羨ましかろう←

 

表舞台に立たなくなるだけで、今抱えている内弟子の子達にもまだまだ教えなきゃいけないことはたくさんあるし、剣術の先生としてはこれからも続けられる限りは続けていくから、本当の意味での引退はもっとずっと先なんだけど…。

 

とりあえず、今は。

自分に、21年間お疲れ様。

 

そして。

21年間、剣士として剣術に寄り添えた事に、、ありがとう。