今年の夏の高校野球の奈良大会で、畝傍高校野球部に教えられたことがありました。


畝傍高校は、奈良県内では5本の指に入る進学校ですが、そういう学校の偏差値などの学業のレベルとかは抜きにして、誰にでも学べること、学ばなければいけないこと・・・・教えられました。



それは、①見よう見まねで覚える、技術を盗む、研究心をもつ②最後まで諦めない姿勢です。 



畝傍高校は、2回戦から登場で青翔との試合後(畝傍に軍配)、次の対戦相手がそのあとに試合が行われたチームの高田商業vs高取国際の勝者と次の対戦が、畝傍とになると決定していたため、畝傍の部員たちは、高田商vs高取国際の試合を、スタンドで昼食取りながら、見学し、研究していました。


そういう、「目で盗んで覚える」、「自ら学んで研究する」私は、高校生たちに改めて教えられました。



社会人でもこれが、結構できていない人が多く感じられます。



私もそうでした。



確かに、仕事では、上司や先輩にやり方を聞かなければいけないときはありますが、時によっては、「自分で考える」ことや「先輩たちのやり方を目で盗んだり、研究したりして自力で学ぶ」ことも必要な時だってあります。



聞いてばかりでは、「そのくらい自分で考えろ!」とか「そんなこともわからないのか!」と厳しく叱られる時も多いのです。



そこで、「見ようみまねで覚える」、「先輩たちの技術を目で盗んで覚える」、「自ら研究心を持つ」・・・・・・そういうことが、社会では大いに必要になってくるのです。



「何でも教えてほしい。」という甘えは通用しないって、私も、痛感しましたから。



話しを元に戻しますが、畝傍高校は県大会の準決勝で、奈良県の高校野球の強豪校とも言われる智辯学園に接戦で勝ちました。



「そういう研究する熱心さ」、「最後まで諦めない粘り強い姿勢」この二つが、結果に繋がったのだと、私は思います。



私は、畝傍高校野球部から学んだことを、仕事にも、そして人生にも生かしたいと思います。