質問「善意のつもりが悪人の手助けをしてしまった場合は？」

【質問】海南島のヨハネさんに質問です。

クリスチャンの善人が、

「隣人を汝の如く愛せよ」

の教えに従って、知らずに極悪人の手助けをしてしまった場合は、どう解釈すればいいのでしょうか。

善人は良かれと思ってやった事ですが、社会や他人から見れば犯罪者幇助にしかすぎない場合です。

神様は事をどのようにお考えでしょうか。

これを神様に質問したことはありますか。

ヨハネさんはご存知でしょうか。

教えて下さい、お願いいたします。

【回答】海南島のヨハネです。

質問、感謝します。

愛する事の結果がどの様であろうとも、神様は良しとされるでしょう。

良かれと思っても、結果は悪かった、これは良くある事です。

知恵が足りない事や認識不足もあるでしょう。

しかし神様はその動機である心を見ておられます。

先の回答者の通りです。

あなたの質問の通りに神様に聞いた事はないのですが、他人の悪を赦す事については、私もずい分苦しみ、色々と神様に聞きました。

「他人の悪を何度も赦していたら、当人は益々増長し、最後には赦した人の全てを奪い尽くすでしょう。あなたは、これを知っているはずです」

との質問です。

神様の返答は、

「過去の罪は赦しなさい。現在の罪は許さない、ましてや未来の罪に加担はしない」

でした。

これも実行は非常に難しい事でした。

一寸質問から外れましたか…。

昔、若い頃、仏教の本を読んでいて、

「人間悪い事を考えるから、不幸になるのだ」

という文句に感激し、悪い考えが浮かんだら、自分の頭を拳骨で思い切り殴る事をやってみました。

一週間で頭中、瘤だらけになり、人間は悪い事を考える動物であると、結局あきらめました。

聖書には、

「義人はいない。一人もいない。」

と書いてあります。

悪事をしない人は居るかもしれませんが、悪事を考えない人はいないようです。

私もボランティアをしていた頃、よく言われました。

「一寸の親切、大きな迷惑」

と。

悪い結果にならない様に配慮をしながら、神と人を愛する事は大いにやったら良いと思いますが…。

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海南島のヨハネの黙示録