1984年 2月20日
朝、神様は私に天国を見せて下さった。
この時、私は自分の部屋でラジオかテ-プを聞いていた。
1秒位の出来事と思うが、幻を視た。
と云うよりもっと強烈で、行って来た感じであった。
我に返った時、
(なぜ私はここにいるのだろう?)
と感じた程である。
天国にある神様は、うす曇りの太陽の様に真っ白で、大きさ(直径)は水平線の10分の1位もあり、巨大なものであった。
神様は正面より少し右で水平線より少し上に位置して居り、神様の右と左に丁度同じ高さに果てし無く雲の様なものがあった。
その雲は実は天使の集まりであって、下の方は全く直線で左右に伸び、非常に濃いサクラ色であった。
上にいく程薄くなり、一番上では空と溶けこんで境は判らなかった。
この天使達は数千万の群衆であって、いつも神の方を向いており、神の顔をじっと見ている。
神様の思いをいち早く察知して、すぐさま行動しようと待ちかまえている。
水平線の少し下、正面の少し右で、神様の丁度下に、この世界があった。
お盆を少し横から見た感じで、一つの町があり、ビルや家一つずつが良く見えた。
山や川は無く、只、町を少し上空から見た感じであった。
この世界はカラ-つきであったが、水平線上の鮮やかな色と比較され、まるで白黒の世界の様にくすんで見えた。
幻はそこで終わった。
直後の感じは左記の様に記録してある。
1.神の国は全く別の世界で、どんな小さな者でさえ、この世界を消滅させ、又、作り出す能力がある。
2.この世に対し、全く比較にならない栄光の差がある。
3.天の国に住む為には、百回命を捨てても惜しくない。
4.天の国は、すごくゆったりして鷹揚であり、時間を超越した悠久の感じ。
5.天の国は、この世のどんな法則にも支配されていない。
この幻を視た時、私は非常にショックで、半日位は驚きが続いた。
すぐに記録しておいたが、その色や感じをなんとか残そうと絵を描くことにした。
家にあった絵の具やクレヨンで描いてみたが、まるで幼児が描いた絵の様で、全然違った感じの絵になった。
天使の群衆の下の線のサクラ色をなんとか残しておきたいと思い、文具店、画材店を探し歩いて買っても見たが、同じ色はなかった。
一、二ヵ月の間、通りがかりの画材店等で探してみたが、どうしても見つからなかった。
最後に私は気が付いた。
天使のサクラ色は、それ自体が光っている色であり、この世に存在する色で無いことを。
しかし何とかこの光景を絵で残しておきたいと思い、絵を描いて呉れる人を探してみたが、私が見た光景をどの様にして絵を描く人に伝えるか思案に暮れてしまった。
その後しばらくして、以前、私の家に半年間住んでいたアメリカ人の画家が再度私の家に約一か月住むことになり、この人に天国の絵を描いてもらった。
今でも残っているこの絵は、配置とか色合いとかは正しいと思うが、生きた感じもしないし、当時の驚きも現れていない。
多少、付け加えると、地は神の足台とは良く云ったものである、と感心させられる。
外国にあるフットスツ-ルではなく、日本の踏み石の感じであった。
神様の踏み石としては全くふさわしくない、薄汚れた世界であった。
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