2010年 4月5日
4月になり、海南島も暑くなった。
かねてから思っていた中国内陸部へ祈りの為、出かけようと思った。
西安までフライトで、そのあと列車で南下して他の都市で2、3泊し、それから海南島へ帰ろうとの予定を立てた。
思いめぐらしている時、「合肥」との漢字が頭に浮んだ。
どこだろうと考えながら、夜中だから寝ようとしたら、小学生位の女の子が幻に出た。
この子に祈りが必要なのかなと思い、「神の思いが行われます様に」と祈った。
4月5日
海口から合肥へ4時間の飛行で夕方到着。
飛行機が空港の近くで降下を始めた時、声があった。
「私達はあなたが着くのを待っています」
日本語である。子供の様な声である。
空港では誰かが迎えに来ているかと探したが、該当者なし。
空港の案内でホテルを聞いたが、要領を得ない。
それでタクシーで市の中心にある列車の駅へ向かった。
途中でホテルが見えたのでそのホテルに決めたが、なかなか良かった。
6日の朝、強力なショックで眼がさめた。
夢であった。
中国風の紅木で出来た机の上の飾りのような花器のようなものを、付属品と共にドサッと私に呉れた。
誰が呉れたのか分からない。
6日の夜、幻で白人風(2世か)の4、50歳の男が、顔をくしゃくしゃにして泣きながら私に礼を言っていた。
待っていたのは子供では無かったのか…と思いながら見ていると、左下の方に10歳位の女の子がいた。
ベージュのセーターを着ていた。
この子は私に顔すら見せなかったが、先の男の子供だと判った。
一体、子供に何があったのか、私は知らない。
でも子供に何かが起きたので、親は泣いて喜んでいたようである。
目的の仕事が終わったので次の都市へ行こうとしたら、神の妨害にあった。
切符を買う為に駅まで2往復したが、結局、買えなかった。半日の苦労である。
何度もケチがついて神の妨害に気が付いた。
もう自分の計画で旅行をするほど体力も時間もない様である。
4月6日
近い都市の黄山へ出かけた。
フライトで40分のところであったが、雨で寒かった。
ホテルではドライヤーを暖房に使ったが、老体にはこたえた。
夜中に眼が覚めたら、顔の半分がしびれている。
耳には笛の様な音がずっと聞こえている。
何とか起きようとしたが、身体が動かない。
笛の音は死んでいく合図のように、ずっと聞こえている。
こんな事はタマにある事だから、朝まで寝ていたら治るだろうと寝る事にしたが、寝られない。
無理やり起きようとしたら、起きたとたん普通に戻った。
顔のしびれは少し残っている…。
現在は4時。
もう2時間もすれば夜が明ける…。
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