質問「神は何故、人間を造ったのか」

【質問】カトリック・プロテスタント問わず、キリスト教の方へ。

神が人間を創ったことに思いを巡らせています。

人間を創造するにあたっては何らかの動機があったと思うのです。神は愛に満ち溢れているため愛する対象として人間を創った。人間のために宇宙を創った。とあります。

神は愛を注ぐ対象が欲しかったということですね。要は寂しかったということだと理解します。

この世を生きることは楽しいこともありますが、苦しいこともあります。

さびしいからという理由で創られたのでは、生きることは辛いことなので人間にとって迷惑なのではないのかと考えます。

宇宙を創ることは神にとっては粘土細工のようなものだからいいとして、さびしいからという理由で自分の似姿に魂を吹き込んで我々人間を創ってしまうというのはどうも…そのおかげで私たちは生きるという苦しい目にあうんですから。

神には独りで自己完結していて欲しかった…創ってならなかったと思います。

まぁその創った責任で自ら人間のために死んだとありますが、それもなんだか恩着せがましいような…。

また死んでも悪人であれ善人であれ、地獄なり天国でずっと生きなきゃいけないわけでしょ…。

天国に行った人々は当然のこと「おぉ～神よ～素晴らしいー！」って賛美して…。

主体は常に神で…神がさびしいからという理由で創られて、生きてた時の審判を学校の先生みたいに神にされ天国地獄などに振り分けられて…。

でも創られた側だから文句を言えない訳で…勝手に創られたわけだから、魂の修行を繰り返したからといって究極、神になれるわけでもなく…常に神のさびしさをまぎらわすために創られた脇役…。

神には独りでいて欲しかった。生活の糧（お金）を得て生活することはしんどいです。

我々は神のわがままのために生きている。それが神が突かれると痛い欠点だと思います。

さびしかったから神は人間を創った。これが私の意見です。ほかに理由があるでしょうか？

【回答】この質問は、プロから回答しましょう。私の本職は創造の神との会話ですから。

なぜ神はこの世界を作ったのか。寂しいからか。天国では神様は何千万、何億の純粋な天使たちに囲まれて讃美と礼拝を受けています。私は見て来ました。それでも全ての被造物が神の元に帰る迄は寂しいとも言えます。

創造の動機は、多くの霊が住む処を求めて絶叫したからです。あなたも居たかも。

神様は生物の為に物質を作り、霊の住家として生物を造り、その頂点が人間です。

あなたも又、どれだけ生きる事を願い、非常な幸運、いや非常な恵みでこの世に生を受けたか。本人が知らないだけです。

あなたの霊は、死を恐れる本心で霊の世界を知っている筈です。

この世で生きられる事は、何十兆あるか判らない霊から見れば羨望の的です。

この世が霊の成長の為に用意された凄い場所である事を知らずに死んでしまう事の無いよう願っています。

何の成長もせず、チャンスを逃した人は、死後、霊の消滅、永遠の滅びが待っています。生き返る事は無いでしょう。惜しい事です。

海南島のヨハネ

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