古座伝道のこと | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

古座伝道

和歌山に古座町という小さい町がある。

先頃、少数の信者の集まりが始まり、又、伝道が始まり、今では教会になっている。

この教会の特筆すべき点は、聖霊の啓示によって始められた事である。

その将来については、私も関心を持っている。

最初の経緯について、多少、誤り伝えられている面もあるので、訂正したいと思う。

私が見た幻によって、最初の集まりがスタ-トした様に伝えられている様だが、私が啓示を受けた時には、すでに聖霊の働きがあり、大阪にいる2、3の信者により、古座町に家庭集会が始まっていた。

その内の一人より誘いを受け、そして、私も幻を見せられ、参加させてもらったというのが、真実である。

その時の幻は左記の通りである。


”古座伝道のこと”

73年6月頃、

「和歌山で家庭集会をしているので行きませんか」

との誘いをOさんより2、3度受けた。

一度は行って見たいと思っていたので

「その内、一度行きましょう」

と返事をしていた。

場所は和歌山市、又はその周辺だろうと思っていた。

ある日、礼拝の後、場所は”串本の先”と聞いた時も、串本とは和歌山市の一寸先位に思っていた。

帰宅してから地図をみて、びっくりした。

ずっと以前、車で一日掛かりで帰ってきた日置川町よりも、まだ数時間も先の所である。

”こんな遠くでは行くだけで一日掛かる”

と、行かない事にした。

三日位後、夜、床の中で幻を見た

一人の人が、

「私達のところへ来て下さい」

と言った。

私は、

”あなたの所はどこですか?”

と聞くと、一人の小さい子供が

「こちらです」

と案内して呉れた。

私がついて行くと、別図の様な家に来た。


そこで幻は終わった。

その時、私は神に祈って言った。

「神様、大阪市の辺りでしたら直ぐにでも行きますが、こんな田舎風の場所は大阪には無いと思いますが?」

その時、和歌山の家庭集会の事はすっかり忘れ、思い出しもしなかった。

次の日、この幻の事を考えていた時、和歌山の家庭集会の事を思い出した。

もし、この幻が和歌山の事であれば!と思い、確かめる為に一度行って見ようと思った。

(この家庭集会は串本の先と言う事以外はどんな家で、どんな場所で、どんな人達が集まるかは全く聞いていなかった。私はむしろ市街地を想像していた。)

次の回、私の車でO、K姉妹とN兄弟とで大阪を午後出発し、和歌山の集会へ出掛けた。

夜9時頃、到着。

集会後、私は手帳に書いてあった幻の地図を皆に見せた処、K姉妹がこの地図をくるっと180度廻して、

”この地図はこの方向でこの家です”

と言ったので、

”其れでは海の方向は こちらですか?”

と聞いた処、Y兄弟がその通りです、と答えて呉れた。

そこで私は神の与えられた幻は、この地であると信じた。


追記 00/N

この集会はその後、聖霊の目覚ましい働きがあり、多くの子供達が(中学生)イエス・キリストによって救われ、成人と共に教会の中核となり数年後には、町役場の隣に土地を買って会堂を建てた。

小さな町ではあるが、町の中心部に位置する事は大企業でも容易ではない。








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