救われるまで8 ついに救われる

教会へ行き始めてから約半年後の日曜日、（４月の終わりか５月）私は説教を聞きながらこう祈った。

「イエス様とやら、あるやらないやら知りませんが、あるのなら私もあの女の人の様にして下さい」

そのとたん、多分１分以内、私の両肩から荷物がドンと落ちた事を感じた。

落ちた音が聞こえたのではないかと思う程のショックであった。

同時に心の奥底から喜びがほとばしり出た（今まで全く経験したことない種類の喜びであった）。

集会が終わっても顔は自然に笑って来るし、心の中心より、

「私は救われました！」

と叫びが出てくる始末であった。

歩いていると身体が軽くなってピョンピョン跳ねている感じがし、見えているものはいつもと同じなのに別な世界にいる様な感じがした。

２、３の人に話をして教会から帰る途中、門迄の間、（校長先生の家の横迄来た時）門の方向の屋根の少し上の方で何百万の大群の大歓声を聞いた。

後日、それは天使の大群衆であった事を知った（私の救われた事への喜びの声であった）。※

その声は竹筒を耳にあてた時の様にワ－！と言う声であった。

後日、映画でリンドバ－グがアメリカからヨ－ロッパへ初飛行に成功してニュ－ヨ－クへ帰ったときの市民の歓迎ぶりを見たが、天使の歓迎はあんなものではなかった。

この様にして、私も聖書の約束の言葉通りに救われて、性質も一変してしまった。

そして長い間掛かって追求した問題に回答が与えられ、私の人生論探求も終わってしまった。

回答は左記の通りであった。

「人間は神によって創られたものであるから、神の栄光を表す為に生きるべきである」

※ルカによる福音書15章10節

「あなたがたに言いますが、それと同じように、ひとりの罪人が悔い改めるなら、神の御使いたちに喜びがわき起こるのです。」

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海南島のヨハネの黙示録