またもや久しぶりのブログである。

今月も相変わらずオークションへの出品準備や落札後のやりとりなどが頻繁に続き、

ブログを書く余裕がなかった。薄利多売ゆえ、なんだかんだと忙しい。


そんな中、上旬には彦根旅行、中旬には姪たちを連れての恐竜展、以前のブログで取り上げた

友人との食事、4日間の単発の仕事・・・と、今月はここ数ヶ月の中で一番忙しい。

この後も単発の仕事が2つ、実家への帰省が控えている。


さて、今回は彦根旅行について。

今回の旅行、実は全く予定になかったものだ。

パートナーから珍しく日・月が連休と聞き、最初は花火でも見に行こうかという話だった。

土日固定休みでないパートナーとはもう何年も大きな花火大会を見に行ってなかったからだ。

だが、いざ調べてみると近県の大きな花火大会は震災を考慮し、割りと早い段階で中止を決めていた。

ならば、近場で1泊旅行でもするか、という話になった。

自分の誕生日が直後に控えていたのだが、その日はパートナーが仕事で会えないため、気を遣って

くれたのだと思う。


しかし、じゃあどこへ行こう? 3日前に動き始めたこのプロジェクト、あまりに急すぎる。

6月に贅沢な旅行をしたばかりだったため、とにかく近場で格安で、がポイント。

結果、彦根と決まった。

自分の住んでいる街からだとJRで約1時間半、運賃も安い。

二人とも城が好きなので、彦根城見学決定。ランチは近江牛決定。(ディナーでないところがミソ。)

宿泊はシティホテルの超格安プラン。


それでも、1日目は屋形船に乗ってお堀を巡ったり、彦根城近くの庭園でお抹茶をいただいたり、

近江牛のうまさに仰天したり、ひこにゃんの愛くるしいしぐさに悶絶したり・・・と、行き当たりばったりで

行った割にはかなり充実。

夜は彦根の各商店街で行われていた夏祭り(夜店)を見物。

ゆるキャラショーなるものも開催されており、ちびっ子たちに混じってしばし童心に返った。

その後商店街をのんびり散策していたら、歩行者天国の一角で料理家の神田川敏郎さんの

実演トークショーが行われていたため、それも見物。


2日目はいよいよメインの彦根城見学。

城好きな自分たち、かなりの意気込みで向かった。

・・・が、自分の靴が見学向きではなかった。

まさか、城までの道のり、および城からの下りがあんなにキツイとは!

山の上の方にあるイメージがなかったため、チャラい靴で行ってしまったのだ。

自分の地元にある城は平地にあり、何の苦労もなく城に入れるため、そんなイメージで行ってしまった。

結果、足にかなりの負担をかけてしまい、帰宅後も何日かはロクに歩けないほどのダメージを受けた。

2日目の後半はつらかった記憶しかない。

よって、いつか近いうちに必ずリベンジするぞ。運動靴で。


そんなツライ状態で帰ってきたにも関わらず、その日の夜はそのまま映画を観る予定だったため

最後の体力を振り絞って映画館へ。

映画は「劇場版仮面ライダーオーズ将軍と21のコアメダル+ゴーカイジャー空飛ぶ幽霊船」。

毎週のテレビ放送を見ていない自分は、はっきり言ってストーリーやコアメダルのシステムなどは

全くわからない。

しかし、何といっても今回はあの暴れん坊将軍こと松平健さんが将軍吉宗役で出演!

しかも自分たちが大好きな斬られ役の福本さんもチラリと出演との情報あり。

それだけでも自分には観る価値があるので、ストーリーそっちのけで出演シーンを楽しんだ。

バイクのオーズと馬の吉宗が並走するシーンは、「そんな馬鹿な!」と笑ってしまったが

そのありえない組み合わせを披露してしまった東映に脱帽!

自分はそんな東映がとても好きだ。


今月また1つ歳を取った自分。

相変わらずまだ定職にも就けていないのに、こんなにお気楽でいいのか、と自問自答しつつ

2011年の夏が過ぎていくのであった。

以前のブログでも触れたことがあるが、自分は雨神様に愛されすぎている。

昔は雨に祟られていると話していたが祟られているなんて嫌なので、今は愛されていると言うことにした。

出掛ける時はどんなに晴れていても必ず折りたたみ傘をバッグに忍ばせている。


最初に意識したのは小学生の頃。卒業式が雨だったことがきっかけだった。

それまでも遠足が雨で延期になったり、修学旅行でも雨に降られたりはしていた。

家族旅行でも何度も降られた。ただ、その時は気にしていなかった。

しかしそんなことが重なるうちに母親から指摘され、卒業式が雨だったことで意識するようになった。


その後も自分が楽しみにしているイベントの日や予定のある日はことごとく雨、もしくは良くても曇り。

快晴だったことはあまりない。

余談だが、学生時代、初めてつきあった相手との初デートも豪雨のため延期する羽目に。

たまに快晴だった場合は、よほどの晴男・晴女が一緒にいる時か、自分の体調が悪い時。


例1

1週間の間に休日が1日だけの時。布団を干そうと前の週から計画していた。

ところが、その1日だけが雨。

梅雨の時期でもなく、その日以外の6日間は快晴だったのに、唯一の休日が雨。

これに限らず、シフト制の仕事だったため休日は飛び飛びだったのだが、8日間の休みのうち

予定の入っていた6日間が雨だった時はさすがに自分の運命を呪った。


例2

仕事に出掛ける日のこと。天気予報では曇り。しかし雨は降らないと言っていた。

ところが、自分が出掛ける10~20分前から雨が降り出し、しかし遅れるので予定通り出発。

駅にたどり着くたった5分の間にずぶ濡れになったのに、その日雨が降ったのはその5分間だけだった。


例3

ここ数年年2回行く3泊4日の旅行では、4日間のうち必ず1日は雨。

ひどい時は3日間雨で1日曇り。再度言うが、梅雨の時期ではない。

出発時、地元では雨でも目的地は晴れと天気予報で言っていたのに、目的地に着いたら雷雨・・・とか。

ただ、今年1月の旅行だけは例外だった。4日間とも晴れ。

しかし出発前日から体調を崩し、ちょっとつらい状態のまま出発したのだ。

そのまま4日間とも50%ほどの体調のままだった。

以前からうすうすは気づいていたが、自分が体調不良だと雨も降らないらしい。


上に挙げた例はほんの数例だ。

とにかく前もって予定が入っている日で、自分が絶好調の日はほぼ雨。

自分の期待度が高ければ高いほど雨。

しかし急に決まったイベントはあまり降られない。

友人からは「急すぎて、雨雲が間に合わないんじゃないか?」と、からかわれる。

さらには「○○さんの休みっていつ?」とか、「○日に旅行に行くから、○○さんはその日

(その方面に)出掛けないでね。」とか冗談まじりに言われることも多々ある。


そういえば、つい昨日もピンポイントで降られた。

自分の地元では夕方から雨になるという予報だった。

友人と映画・ランチの予定だったが、16時くらいに帰れば大丈夫だろう、とタカをくくっていた。

16時になったので帰宅しようとJRに乗ると、突然横殴りの雨が降り始めた。

最寄駅に降り立つ頃には、雷雨を伴う猛烈な雨。

駅での雨宿りも考えたが、いつ止むかもわからない。自宅は駅から5分程度。傘はある。

ええい!と駅を出た。が、1分もたたないうちに下半身はずぶ濡れ。

雨で煙って前もよく見えない状態になったので、仕方なく近くのマンションの駐車場で雨宿りをしたが、

一向に止む気配がない。

いつまでもそうしているわけにもいかなかったのでまた歩き出し、ようやくマンションにたどり着いた。

ところが、である。1Fで管理人さんと世間話をしている1~2分の間に雨はあっという間に小降りに。

果ては止んでしまった。ずぶ濡れ状態で部屋に着いた頃には陽が差し始めていた。

その後雨は一滴も降らなかった。

一体なんなんだ!ピンポイントすぎるぞ!雨宿りの時間まで読まれているのか??


いっそこの力が100%あやつれたら・・・と思う。

なんだかんだ言っても結局は自分が出掛ける予定の日に限ってのこと。

かなりの確率で雨になるが、それでも100%ではない。体調が悪ければダメだ。

しかもいろいろ被害が出るような豪雨ではダメだ。

これが的中率100%で適量降らせることができれば仕事にすることができるのに・・・と、妄想する。


最近はあまり聞かないが、以前はよく夏の時期に雨が少なくてダムの貯水量が減り、節水を

呼びかけられることが多かったように思う。

そんな時、ひとたび自分が楽しい旅行がてら現地に行けば、一発解決。

世界の水不足の地域へも、自分が行って熱烈歓迎されれば、一発解決。

自分は(ずっと雨なのはイヤだが)旅行を楽しみつつ、みんなからも感謝される。

なんと素晴らしいことか!(ただし、くどいようだが、あくまでも適量。)


雨の日はそんなくだらない妄想をついしてしまうのだった。

暑い・・・。

夏生まれの自分には冬の寒さは耐えがたく、夏の暑さの方がまだマシだとこれまで思っていた。

・・・が、しかし!今年はさすがにしんどい。


自分は毎年、夏の暑さより職場でのクーラーに悩まされてきた。

ひどい職場では常に20~23℃、比較的マシな職場だと25℃くらいに設定されていた。

とにかく冷え過ぎていて、夏なのにユニクロのフリースの上着やひざ掛けが必須だった。

電車に乗っても冷え冷え、映画館も冷え冷え。

外気との温度差が激しすぎて、体調を崩しかけたこともある。


しかし我が家では違う。マンションの最上階だからか、とにかく暑い。

古いマンションだし、断熱材なんて入っていなのでは? というくらい暑い。

仕事から帰って玄関を開けると、ものすごい熱気がこもっている。

そのため、去年までの夏は仕事から帰ると、即、クーラーON。

温度は27℃設定にしていたが、休日は1日中つけっぱなしだった。

夏場冬場に膨れ上がる電気代など、稼いでいる間は全く気にしなかった。


だが今年は違う。3月の震災の影響もあって世間は節電モード。

デパートの中もなんだかモワッとしているし、地下鉄も蛍光灯が間引きされていて暗い。

もちろんその理由も頭の片隅にはある。

が、それとは別に、仕事をしていない自分にとっては経済的な問題が一番の理由だ。

ほとんど家にいるのに、いる間クーラーをつけっぱなしにしていたらエライことだ。


・・・というわけで、昼間はクーラー禁止にした。

家中の窓を全開にして扇風機をつけると、かなりいい風が入り、どんなに暑い日でもなんとか

過ごせることがわかった。体も慣れてきたのかもしれないが。

・・・が、同時に砂ぼこりもすごい。1日開けていると、床がザラザラになる。

床だけでなく、部屋中全てのものがザラザラ。

しかし電気の節約、いやいや、電気代節約のためだ。ガマン、ガマン。


夜はさすがに窓全開というわけにはいかない。

部屋の電気をつけたまま窓を開けていると虫が入ってくるので、仕方なくクーラーをつける。

電気をつけた状態ではクーラーなしでいられないくらい、部屋に熱がこもる。

ところが、電気を消して窓を開けると超快適。クーラーなしでも平気。

部屋の電気って相当熱を持っているんだなぁと実感。

さすがに電気を消した状態で食事するのはあまりにも悲しいので、それ以外の時間で電気がなくても

大丈夫な時間は極力消して窓を開けるようにしている。

毎年夏は電気代が8000円くらいになるのだが、今年はさてはてどうなることやら。