Firefoxのビルトインページ(設定画面とかの内蔵ページ)でもマウスジェスチャーを使いたい | ネットショッピングのすすめ

Firefoxのビルトインページ(設定画面とかの内蔵ページ)でもマウスジェスチャーを使いたい

アメブロの文字数制限でFirefoxの多段タブ等の記事にほぼ文字追加できないので、こちらの別記事にてメモ代わりに書いておきます。


上記記事にある『●バージョン119.0時点でのほにゃらら.uc.jsの一覧』にMouseGestures2_e10s.uc.js を追加しました。
つまり、Firefoxのプロファイルフォルダー内の『chrome』フォルダー内にMouseGestures2_e10s.uc.js を追加しました。

ただし、MouseGestures2_e10s.uc.js内のマウスジェスチャーは
  ①タブを閉じる
  ②閉じたタブを元に戻す(一個ずつ)
以外は全て無効にしてあります。


私はマウスジェスチャーのアドオン『Foxy Gestures』を使っています。
『Foxy Gestures』で唯一不満なことは、Firefoxのビルトインページ(※1)でマウスジェスチャーが効かないことです。
たぶんどのマウスジェスチャーアドオンでも同様なはずですけど。
※1・・・ビルトインページとは、設定画面・アドオン一覧やそのオプション画面・about:config・about:profiles等、Firefoxに内蔵されているページのことです。

MouseGestures2_e10s.uc.jsならビルトインページでもマウスジェスチャーが可能ですが、ジェスチャーの軌跡が表示されません。

また、MouseGestures2_e10s.uc.jsには『リンクを新しいタブで開く』の設定はありますが『リンクを新しいタブで開く(バックグラウンド)』の設定はなく、about:configにて『リンクを新しいタブで開く』を全てバックグラウンドにすることは可能ですが、MouseGestures2_e10s.uc.jsでは(現時点では)『リンクを新しいタブで開く』と『リンクを新しいタブで開く(バックグラウンド)』を併用できないです、たぶん。

要は、私は
 ・リンクを新しいタブで開く ⇒ 別タブですぐにリンク先を確認したい
 ・リンクを新しいタブで開く(バックグラウンド) ⇒ とりあえず別タブで開いておいて、後で確認したい
かつ、
 ・ビルトインページ(Firefoxの内蔵ページ)でもマウスジェスチャーを使いたい
 ・マウスジェスチャーの軌跡は表示したい
という使い方がしたいわけです。


色々試行錯誤した結果
  ・Foxy Gesturesは有効のまま、色々なマウスジェスチャーを設定する(こっちがメイン)
  ・MouseGestures2_e10s.uc.js は
   ①タブを閉じる
   ②閉じたタブを元に戻す(一個ずつ)
だけを有効にして、かつ①②のマウスジェスチャーはFoxy Gesturesの該当ジェスチャーの値と同じにする
ことで、

  ・普段はFoxy Gesturesによって、色々なマウスジェスチャーが可能(マウスジェスチャーの軌跡あり)
  ・ビルトインページではMouseGestures2_e10s.uc.jsによって、①②だけがマウスジェスチャー可能(ただし、ジェスチャーの軌跡は表示されない)


ということにしました。


以下、メモです。
MouseGestures2_e10s.uc.jsのマウスジェスチャーは

['LR', 'タブを閉じる', function(){ document.getElementById("cmd_close").doCommand(); } ],
['RLRL', '閉じたタブを元に戻す(一個ずつ)', function(){undoCloseTab(0); } ],

以外のジェスチャーのコードはコメントアウトあるいは値を空欄にする。
※上記LR、RLRLは私が設定した値です。

例、『戻る』の初期値『L』の該当行
// ['L', '戻る', function(){ document.getElementById("Browser:Back").doCommand(); } ],

のように、無効にしたい行の先頭に 『// 』をつけてコメントアウトするか、

['L', '戻る', function(){ document.getElementById("Browser:Back").doCommand(); } ],



['', '戻る', function(){ document.getElementById("Browser:Back").doCommand(); } ],

のように、最初の '' 内の値を空欄にします。

【注意】
コメントアウトあるいは値を空欄にするのは

144行目あたりの
['L', '戻る', function(){ document.getElementById("Browser:Back").doCommand(); } ],

から

253行目あたりの
['', '選択テキストを検索バーに追加',
1行上までの行つまり252行目の
} ],

までの行です。

上記『144行目~252行目』以外の行はコメントアウトしません。

【注意】上記『144行目~252行目』というのは
バージョン177用のMouseGestures2_e10s.uc.jsのファイルの場合ですので、お使いのMouseGestures2_e10s.uc.jsの場合とは若干ズレてる場合もあります。


その後に、コメントアウトした
// ['L', '戻る', function(){ document.getElementById("Browser:Back").doCommand(); } ],
の上 ( commands : [ より下) にでも、ビルトインページで有効にしたいマウスジェスチャー(私の場合は2つ)のコード

['LR', 'タブを閉じる', function(){ document.getElementById("cmd_close").doCommand(); } ],
['RLRL', '閉じたタブを元に戻す(一個ずつ)', function(){undoCloseTab(0); } ],
を追記してあります。
※上記LR、RLRLは私が設定した値です。


●元144行目あたり




●元253行目あたり





■補足?■
私はかざぐるマウスも常用していて、かざぐるマウスでも各ウィンドウでのマウスジェスチャーは可能ですが、私はかざぐるマウスは主にウィンドウシェード(※2)のために使っているだけで、かざぐるマウスのマウスジェスチャーは全て無効にしてあります。
Windows10 Proでバージョン22H2です。

※2・・・ウィンドウシェードとは、(私の設定の場合)ウィンドウのタイトルバーを右クリックしてタイトルバーだけの表示にする機能のことです。


ウィンドウシェード(私の設定の場合)

各ウィンドウのタイトルバーで右クリックすると
ウィンドウのタイトルバーを右クリックして

ウィンドウを畳んでタイトルバーだけの表示にできます。
ウィンドウシェード

かざぐるマウスのウィンドウシェードでほぼ全てのウィンドウを畳むことができますが、ChromeやEdge等、独自仕様のタイトルバーを採用しているソフトではウィンドウシェードが効かないです。

それ以外ではおそらくたいていのソフトのウィンドウを畳めます。
explorerのウィンドウも問題なく畳めます。


P.S.
昔はウィンドウシェード用にWinRollを使っていましたがいつの頃からかタイトルバー + たぶん100pxくらいの高さで畳まれるだけで正常に機能してない状態となり、Windows10で問題なく動くWinRollの代替ソフトを散々探した限り、かざぐるマウスのウィンドウシェードしか見つからなかったような気がします。

ですので、『WinRollはWindows10・Windows11で問題なく動く』と書いてるサイトもありますが、それは間違いです><