手放す | 解聞鏡

解聞鏡

クローズドで行われている手技の練習会という名の道場の中で
出て来る特徴的な言葉を集めたブログになります。

最後はこのテーマで終わりたいと思います。

かなり前にFにこんな事を言った事があります。

「世の中では何かを固める事ばかり。

 この固めた事に執着して壊れていってる人たちが多いよね。

 でもFたちは直ぐにスクラップアンドビルドするから、凄いよね。」

『余りにもスクラップアンドビルトばっかりだから何とも思ってないですけど』

皆さんの手技はスクラップアンドビルトの嵐である。

何かをつかみ、そしてこのつかんだことはその時点での話。

次の課題がまたやって来る。

そしてこの課題は先程、身に付けたものをある種、壊すところから始まる。

この繰り返しである。

なかなか無い職業だなと思います。(私が知らないだけかもしれませんが。。。)

きっとこの繰り返しの中で自分の中にある、ある種の悪癖を修正する場面が必要となる。

そんな事があったのだと思います。

その時に悪癖を手放す。

そしてその時に自分の身体の使い方を変える。

こんな事を無意識的にやっているかもしれません。

だから来ている方々は皆、性格が良い。

こんな事が起きているかもしれません。

この道場がどのような形態に変わるかもしれませんが、

これからが本当の虎の穴。

真剣に手技と向き合う覚悟が無ければこの場には立ち会えない。

そしてこれにはまず自分の悪癖を手放す。

ここから始めなけれならない。

そんなステージがやってきたのでしょう。

 

じゃあ、またね。

 

P.S.

これでこのブログは終了となります。

ですのでこのブログについてある論点を最後に書かせていただきます。

それは『思います』です。

このブログで出てくる『思います』は私の中では『である』です。

思っているだけでそうではないという余地をいつも入れておりましたが、

これは事実ですと断言できます。

ですので今までわざと『思います』を使っていましたが、

全部『である』が私の思いであります。

最後の最後ですから、逃げ場を無くした状態にしてみます。

さてこの逃げ場のないブログを読んで覚悟が決まれば皆さんの中で何かが起こる。

それを願って終わりとさせていただきます。

そしてもし今後、出会う事があれば、見違えるような上達を見せてくれればと願います。

 

 

 

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