あちこち老朽化の進む我が家

トイレも早急に修繕が必要で

工務店に依頼中

そのトイレの壁にある額縁

転勤で7か所ほど

住まいを転々としてきたが

どこの住まいでも

我が家はトイレの壁にこの額を

 

黒い額縁で

埃をかぶると目立つ

埃をかぶってくると

拭きながらこの詩を読んだ

時に埃は拭けど

読まなくなる時もあった

心で感じなくなる時期も

飾ってあっても

目に止めることもなく

 

でもずっと飾ってあった

 

修繕もあって

壁から外された今

改めてこの詩を眺める

いろんな思い

 

修繕が終わったら

また壁に戻す

 

 

 

 

 

「抱きなさい 子を」   浜 文子

 

 抱きしめなさい 子を
 育児書を閉じ
 子育てセミナーを欠席し

 抱きしめなさい 子を
 誰にも遠慮せず
 あなたの子を しっかりと
 抱きしめなさい

 抱きしめなさい 子を
 母の膝が 子どもの愁いの
 すべてを除く その時代に

 いつか母の膝は
 子の悲しみに近づけない日がやって来る
 やがて母の手が
 子の涙を拭いてやれない日が訪れる

 きっと来る その日
 子が涙を拭う手に
 柔らかな記憶の手が重なるように
 痛む子の心が
 温かな思い出の膝に包まれるように

 母よ 抱きしめなさい 子を
 もう何もしてやれない日のために
 抱きしめる手が 子の未来に届くよう
 幾度も 幾度も 抱きしめなさい

 母たちよ
 やがて別れる者として
 あなたの子を しっかり胸に 抱きなさい

 

 

 

 

 

 

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スマホを持ち始めた当初から

私はSONYユーザー

スマホのみならず

家電製品はSONYのロゴに

惹かれてしまうSONY LOVER 笑

巷でささやかれる「SONYタイマー」も

好きなSONYなら仕方ないと思える

なんでもそうだが

完璧なものなどないわけだし

好きなものはいろいろ不具合あっても

好きと思える

 

長年のAndroidユーザーとして

iPhoneには苦手意識高く

私以外の家族は全員iPhoneで

時々家族のiPhoneを触らせてもらうも

イマイチ慣れることが出来ずにいた

 

ブログを始める際

アップ用の写真を撮るのであれば

数年前他界した叔父の使っていたiphoneが

家のどこかに眠っていると主人から

「iPhone 11 Pro Max」

手に持ってみると重いし、大きいし…

iPhone自体の操作にも慣れず

かなりストレス

が、

使い出すと...

オモシロイ

カメラ機能がさすが

iPhone11「Pro」で

しかも「Max」まで

付いてるんだから

言うほどである!

なんなら「Supreme」もつけて

別名で「Highest」「Unbeatable」

でもいいと思う笑

とにかく、素人の私が

カメラで撮ることの楽しさを知る毎日

 

カメラ知識のない私だが

子育て時代には主人の一眼レフを

わけわからないなりに使い出し

家族写真や学校行事など

撮り出すと面白く

毎年年賀状作りも楽しんだ

 

写真の世界には興味があったが

スマホという手軽なカメラで

日常の一瞬を

写真という一枚の画に切り取ると

別世界を見るというか

ただの日常が

どんどん鮮やかさを増したり

別視点で物事を楽しめるようになる

そんな感覚がある

写真を撮ることで

自分自身の意識の変化を

体験するというか...ちょっと大袈裟だけど

でも、本当にそう感じる

 

それは、見ている世界を

ファインダーを通して別視点で

俯瞰してみるというのか…

 

また見ている世界が一瞬ごとに

変化しているという事実、

二度と同じ瞬間はない世界なのだと、

瞬間を切り取り、

一瞬ごとに画にして

見て確認することで

改めて知ることで

だから、それが美しく

人を感動させるのかな、と

思う

この連続した日常の時間が

実は一瞬一瞬で成り立ってる

でも人は

その一瞬に立ち止まりにくい

 

一瞬、一瞬に気付くだけで

人は感動を覚える

のかな、と…思う。

私のたわごと

 

11ProMaxの持ち主だった

主人の叔父はこの世にいない今になって

こうしてスマホや写真を通じて

私に興味深い気付きを

語ってくれているように感じ

この重たく未だ使い慣れないiPhoneが

手放せない

 

11ProMaxで撮影した夜空

星が映っている

 

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きゅうりの浅漬けを作る

味を沁み込ませるため

斜めに細かく刻みを入れる

何気ない日常

いつものおかず作り

細いきゅうりを買ってしまったもんだ

と眺めながら

包丁で刻んでいると

ふと、使い慣れた我が家の包丁に

目がとまる

 

大阪に住んでいた頃

京都の錦市場にある

有次で買った三徳包丁

片面に「平常一品 有次」の文字と

その裏面には私の名

買った日から

もう十数年経つが

毎日使いながらも

刻まれた名前に

気を取られたことなど

ほとんどなかった

忙しない毎日

やっつけ仕事で

料理もこなす日々だったのか

少し落ち着いた時間を過ごせる今

手にした包丁を眺めながら

いろいろと思いを巡らせる

 

贈り物をする際

名入れをすることがある

ペンやキーホルダー、ハンカチ

VICTORINOXのナイフにも

名入れをしてもらい

餞別の記念品に贈った際は

送り先の方にとても喜んでもらえた

 

子育て時代

幼稚園、小学校の入学時には

子供の持ち物全てに記名が必要で

この名前付け

けっこうひと苦労な作業

 

中高校生になると

教科書など本人が名前を書き

漢字はダサいと

英語表記にしてみたり

同じ教科書でも

娘と息子は漢字か英語かで

分かれていて面白かった

 

私自身、若い頃

自分の書く文字が

嫌いだった

小学校の時

服の胸元に安全ピンで留める

名札に自分で苗字を書き

マジックで書いて

滲んだ文字が嫌でたまらなかった

 

結婚して苗字が変わり

やがていつの間にか

その苗字にも慣れる

気が付くと日々

いろんなものに名前を書く

家族や自分自身の名

プリントの署名、宅配の受け取りサイン

最近は契約時のサインも

タブレットにタッチペン

思うような綺麗な字が書けず

小学校時代を思い出す

 

包丁に刻まれた自分の名前を見ながら

ふと、包丁以外に刻まれた名前って

他になんだろう、と

思いを馳せる

 

私自身ではないが

そういえば実家の墓石には

父が亡くなった際に

墓石に名前が刻まれたが

地元の習わしなのか

父の名と一緒に存命中の母の名も刻まれ

存命中として母の名は

赤く色が塗られた

離婚したらどうする?とか

そういう考えがそもそもNGなのか
今も母の名は赤い文字のまま

 

この包丁の私の名も

赤く塗っておきたいところ

包丁に名を刻むって

料理教室に行くわけでもないし…と

購入時に思った記憶が蘇るが

ひと年取ると

全てが大切な意味を持つ

と感じる

 

包丁と墓石以外に

刻むほどの名を

遺せそうにないが

とりあえずきゅうりは

しっかり味が馴染むよう

刻むとする!

 

 

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GWの真っ只中

早朝から気持ちよく目覚める

何の予定もない一日

時間に急かされることもなく

時間に追われることもなく

時間と戦うこともなく

自分のペースで動く

心に余裕も出来る

 

ふと朝食に

ワッフルを焼こうと思いつく

いつもなら

お腹も空いてるし

手っ取り早く何か口に入れたいと

ワッフルなど

思いもつかないが

なぜか今朝は

最近マイブームの

ホットケーキミックスもあるし

気分も上げ気味で取り掛かる

 

今時のネット検索レシピ

調理動画もわかりやすく

こんなに簡単に出来るんだったら

私に出来ないわけがない!と笑

見様見真似でちゃっちゃと進めていく

 

あっという間に生地も出来上がり

ワッフルメーカーのスイッチオン

家族はいつものごとく

期待感は早々に露わにせずとも

何が出来るのかと

愛犬と共に臭覚で状況観察

焼きあがってくる匂いと同時に

プレートの隙間からふわふわと

溢れ膨らんでくる生地に

私の期待感と空腹度も

マックスに膨らむ
 

が、人生そんなに甘くなく

「上手くいく時、いかない時、

いろいろあるよね...」と

私よりも料理初心者なはずの娘に慰められ

見つめる先は

”しっかりと焼き損ねたワッフル”

ここまでガッツリ焼き損ねるとは

いやいや…

我、天才か!?

 

料理はセンスか?はたまたやる気の問題か…

いや、タイミング?それとも丁寧さ?

真心が足りない???

あ、膨らまし粉が足りないのか?

そうそう、バター塗った??

いやもう、ホットケーキミックスの限界か

もしくはワッフルメーカーのそれに違いにない

こんなに綺麗に焼き損ねるコツは

挙げ出すとキリがない…笑

 

朝から食にありつけない家族が

こんな状況を笑いながら

こびりついたワッフル生地を

ガジガジ食べる朝なり

 

このリベンジは必ずや!!


※どなたか本当に簡単にワッフル焼くコツ

伝授願います!!笑

 

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