ここ最近、実家の家族からも連絡が途絶え、父がガンだとわかっても何もしてあげられない自分。
職場でも扶養内を全面に出しすぎてシフトにも入れず、売り出しでもスタッフ不足でもなんの貢献もできず、
ともすれば1番扱いにくい立ち位置にいる私。自分でもそれは自覚しているんです。その後ろめたい気持ちが
無意識に出てるんだろうなあ。店長も店責もなんか私には態度が固い気がします。
それもこれも 勝手に自分が思い込んでいるのかもしれないけど。
主人に仕事の相談をしても「扶養の手続きとかよくわからん」とか「何を調べたらいいかわからん」とか
全く取り合ってくれず、（せめて話を聞くくらいしてくれて、調べているふりでもしたらいいのに）
私は月の半分以下しか働いていないので、時間が有り余ってマイナス思考になっています。
職場で親しいと思っているメンバーのグループラインに父親のガンのことを放り込むも、1人だけコメントしてくれたけど
後の2人はノーコメントだったことも凹みました。時間も遅かったし、なんてコメントしていいかわからなかったのかも
って思えたらいいんですが、マイナス思考のスパイラルにハマったみたいです
落ち込むことが続くバイオリズムなんですよね。そういう時ありますよね。そんな時、人に話したらスッキリするけど、
ふと考えてみても、この人に話してみようという人が思いつかない。これまでだったら実家の母に電話していたけど
今は妹の言いつけを守ってか、私には一切の連絡はなくなりました。
こういう時、まずは占い師の白魔女さんが思い浮かびます。彼女はココナラというサイトで最初に手相を見てもらいました。
たくさんの占い師の方が出品されている中で、なんとなくインスピレーションで選んだ方でしたが・・・
鑑定も早く、しかもすごく説明がわかりやすい。そしてこちらの悩みに寄り添って、一緒に改善策を考えてくれます。
これまで2回依頼したんですが、その都度前向きな気持ちにさせてもらいました。（手相は3ヶ月で変わるそうです）
今回も依頼するとたくさんの依頼者の中でも私のことを覚えてくれていました。本日中に鑑定できそうとのことで
結果を待っているところです。
その間も不安な気持ちはスッキリせず、求人サイトを眺めたり、動画見たりしていたんですけどもう堪え切れず。
今晩は仲のいい仲間と久しぶりの飲み会なんですけど。それまでも待てんか！って感じで。
私の状況を客観的に分析して、ばんっとアドバイスしてくれる人おらんかなあ〜と考えてみたらいた！
とっても近くに、そして今時間を割いてくれそうな人がいたわ！とそくLINE。
私
「ゆうかに意見聞きたいことあるんやけど。」
ゆうか
「打つん面倒くさいから電話して。」
ゆうかは私の娘で、今大学3年生で就活中です。大学の単位も3年でほぼ履修できたらしく、今は授業もほとんどないとのこと。
「もしもし お母さんな仕事で働きにくい状況におるんや〜。」
と事情を話し、「もう仕事辞めるか、我慢して続けるかゆうかはどう思う?」と聞いてみました。
ゆうかは「基本人のこと信用してへん」と言います。そして嫌いな人が1人もいないんだとか。自分の周りには嫌な人が1人もいない
自分は恵まれているといつも言っています。私から見れば、ゆうかの周りに嫌な人がいないのではなく、ゆうかが他人に何も期待して
いないだけなんだと思います。自分でもそんなようなことを言っていたけど。
人に対して冷めているわけでもなく、必要以上に関わりすぎないし、入り込みすぎないんですよね。こんな芯がブレブレでメンタル弱弱の
母から生まれてきたとは到底思えない子です。でも親身になって話を聞いくれ、私の状況をお得意の分析で考えてくれました。
「お母さんはもし、登録販売者の正規資格が取れたらその先ずっとその仕事したいん?」
「・・・・。コスメはおすすめしたいけど、お薬は責任も付きまとうし、ずっと医薬品の勉強してるけど興味がない」
「コスメも会社の推奨品を売らないとあかんし、仕事も自分のアイデアとか活かしたりできひんのや」
「お母さんもゆうかも何か目標決めてやるの好きやん?資格取ることが目標やから資格に縛られてるんちゃう?」
「だからお母さんも試験には合格したけど、実務が終わらんと正規資格にならんからそこにこだわってるんちゃう?資格取れてからも
ドラッグストアでずっと働きたいかどうかやな」
ずっと働きたいか?いや、それは・・・。
ゆうか曰く、「資格は使わんかっても実生活に役に立つこともあるやん?お薬のことも詳しくなったし
だから無駄ではないと思うで」と。ゆうかも簿記2級の試験にあと1点足りず、就活終わったら再チャレンジするらしい。しかし
公認会計士になるつもりもないし、経理の仕事も好きじゃないし、することなかったから何か資格を取ろうと思ってふと目について
勉強を始めたんだって。そういえば私もコロナ禍で自宅にこもっていた時に始めたんだった。
時間をかければかけるほど、どうしても合格したく
なるもんなのだそうで。（ゆうかの考えでは）
ゆうかもお母さんも 何かにチャレンジするのが好きなんやでって。確かに。まず資格はチャレンジすることに意味があるし
合格して達成感を得られるのもメリットだと思います。自信がつくんですよね。何歳でも頑張ればできる！っていう。
「お母さん、今の職場は全てマニュアル化されてて言われた通りにするだけやしめっちゃ楽なんやけど、なんか物足りなさが
湧いてくるんや」というと
「お母さん、前洋服売ってた時はどんな服仕入れようかとか、どれと組み合わせようとかもっと生き生きしてたで」
「確かに。ドンキで働いてた時もどうやったら物が売れるかとか一生懸命考えてたわ。休みの日も仕事でてたし、家でもいろんな
アイデア考えてたし。楽しかったなあ〜」
「今のドラッグストアも条件は悪くないみたいやけど、お母さんらしさが死んでるよな」
あ、確かに・・・・
お母さんは資格を取ることに縛られてるんや
「ゆうかかからみて お母さんの今の状態はどう思う?」
「もう辞めてもいいんちゃうとゆうかは思うけど」
「何か決断を迫られる時って変わる時なんやで。スピリチュアルとか信じる人やないとわからんかもやけど。それでどっちを選んでも
結果は選んだ方を頑張ったらええんやからどっちも失敗にはならへんで」
目から鱗やないか〜い！
2時間くらい電話で話して、最後にゆうかが「こんなにお母さんと話したことないやんな。ゆうかもちょうど今暇やったし楽しかったわ」と。
最後に電話を切ったあと、どっちがお母さんやねん！と呟いて泣き笑いしていました。
恐るべし21歳ゆうか
