【あらすじ】
絶好のシチュエーションで肉に喰らいついたG&P。
そこにいるのはロマンティックとは程遠い男ふたりだった。
19時。
飛行機で殆ど眠れなかった事に加え、空腹が満たされた事で突然の睡魔。
G『あぁ…』
日本時間では夜中の0時。
眠気以上に徹夜明けのように身体が重く、足元もおぼつきません。
向かいのABCストアでお酒を買い、ホテルに。
G『…』
P『…』
G『やばいね…』
P『…』
睡魔に加えて、ホテルに着いた途端、疲れが倍増。
身体がなまりの様。
G『結構歩いてるもんねぇ…』
P『泳いでるしな…』
G『飛行機疲れもある…』
P『あぁ…』
G『帰りもエコノミーだね…』
P『考えたくねぇ…!』
もう既に帰りの心配。
いやでも想像するだけで恐ろしい!
G『足伸ばして寝れるって幸せだ…』
P『マジでこのままもう眠れる…』
G『そういえばBenBenから連絡が来ないね。』
P『このままだと明日の式まで会えないな…』
G『でも…』
P『会いに行ける体力はもうない…』
G『…』
P『…』
『シェラトンプリンセスカイウラニ』とBenBenの宿泊先『Moana Surfrider』までは徒歩5分。
しかしその信号を渡る気力すら…
と、タイミングを見計らったかの様に一通のメール。
B『20時にエステから帰るよ。シャンパンとワインがあるけど、飲みに来る?』
20時か…。
あと30分この体勢で待っていられるのか。
そもそもホテルを出る気力も無いのにシャンパンを飲む気力が…
G『行ける…?』
P『…』
G『身体がお酒を求めてない…』
P『それ以上に疲労と睡魔で動けない…』
G『行きたいけど諦める…?』
P『無理だわ…』
というわけでキャンセル。
本当の限界でした。
ところが、眠気が吹き飛ぶハプニングが発生。
G『ルームキーが無い!!』
OLIOLIカードに続いて、本日2つ目の無くしもの。
海か。
ディナーか。
ドアの開け閉めは殆どぴっぴ任せだった為、どこで鍵を無くしてしまったのかもわかりません!
というわけで、『ざまぁ』と冷ややかな視線を浴びせるぴっぴを残し、フロントへ。
G『だずでぃすじゃぱにーずぷりーず?』
従『Ha??』
またも通じず。
G『じゃぱにーず!ぷりーず!』
なんとか通じたのか『あっち』だよと指指され、日本人スタッフの元へ。
パスポートを見せ
従『お部屋番号は?』
G『へ?』
従『何番ですか?』
G『わかりません。』
再び5階に行き、部屋番号を確認。
G『590です!!』
救いようの無い忘れ物大王でした。
バドワイザーを半分飲み、お迎えが来たので20時半就寝。
正直、殆ど記憶にありません。