【あらすじ】
入念な準備に関わらず、見事機内用のカーディガンを忘れたガイハ。
『機内だけに着ない!』とは口が裂けても言えないのであった。
だいぶ時間も余った為、階段を登り、未だにはっきりと口に出来ない『エクセルシオールカフェ』へ。
気分は英国紳士。
もちろん英語は読めません。
同じくThe Japan Timesを読み漁るぴっぴ。
どう見たって休日のお父さん。
ソファ席で寛ぎ過ぎた為に…
G『あぁだるい…』
P『動きたくない…』
完全にだれるふたり。
これからエコノミーが待っていると想像するだけで…
このままだと“お見送りモード”になり兼ねないので、ぴっぴの機内持ち込みの液体物を入れる袋を買った後、入国審査を受けにゲートへ。
このいかにも怪しい風貌が逆に怪しくないという犯行心理の逆手を出で立ちで向かおうとするものの、審査官の厳しい眼差しに怖気づき慌てて素面に戻るガイハ。
ここまで来て帰りたくない!
鞄やベルト、iphone等をトレイに乗せ、あっさり審査通過。
ぴっぴに至ってはピアスも外さず。
ところが出たら出たらさっさと荷物を抱えて出ていけ状態。
夜逃げの心境。
そんなに急かさないで!
エスカレーターを降り、免税店で必要なものもなかったので、サッカー日本代表ヨルダン戦の結果を気にしつつ、待合室で待つことに。
いつでもどこでも不審者。
ごめんあそばせ、覗きざます。
ぴっぴの疲れっぷり。
このくたびれた感はなかなか出せないwww
そして搭乗30分前にゲートへ。
大行列にさらにぐったり。
G『これから6時間の長旅かぁ…』
この時はまだ、本当の意味でのエコノミーの恐ろしさを知る由も無かった…。