【10】柴崎父。 | ガイハ日記。

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【あらすじ】
雪道の中、安全運転で危機的状況を乗り越えたBenBen。
自然の驚異に怯えるガイハを尻目に、ぴっぴは雪と戯れるのであった。


父『おかえり』

リビングに入ると、ガンケース片手に柴崎父がやって来ました。

photo:01

『またか』といった表情を見せる息子。
いったい何が始まるというのだろうか。

蓋を開けると、中から出てきたのは模造刀と真剣。

父『これは危ないから刃のほうは触らないで…』

photo:02

えっ抜くの?
抜いちゃうの!?
いやいや待て待て待て待て!!
重厚な柄。
ぎらりと光る刃。
どう見たって真剣。
止めて!刺さないで!まだ斬られる心構えは出てきてない!!

父『ちょっと持ってみなさい。』
G『えっ~~!?』

ぶるぶるぶるぶる…
がくがくがくがく…

思いもよらぬ展開に手足が震えるガイハ。

ぶるぶるぶるぶる…
がくがくがくがく…

G『あぁぁぁぁぁぁぁ』
父『駄目だよ!刃を触っちゃ!指切れちゃうよ!!!』

緊張のあまい刃先の方角から受け取りかけるガイハ。
真剣白羽取れず。
慌てて柄の部分から受け取り

G『重い…あぁぁ!』

予想外の重さに床に落としそうになる始末。
怖い怖い怖い。
さっさと渡してしまいたい…
このままでは事故で自害しかねない!!

G『はっはい!!』

ぴっぴにパス。
ガイハは模造刀で充分。
はぁはぁ…ぜぇぜぇ…これで我が命は救われた…

P『すげー!ここって鮫革なんですよねー?ここの形って皆違うんですよね?』

やたら詳しいぴっぴ。
そして徐に打ち粉を叩きながら手入れを始めるBenBen。

photo:03

皆手馴れた感じ。
ガイハだけが侍ではありませんでした。
むしろ“ガイ”人だもの…。

さらに自ら撮影した、師範代による演武を観る事に。
次に次に斬られる竹。

B『切り口がすごいな…』
P『簡単そうでこれは難しいぞ…!』
少年の様な瞳で画面に釘付けになる2人。
G『ほ~!』
G『へ~!』
全くわからないので手裏剣をちくちくさせながら、それらしく相槌を打つガイハ。

photo:04

痛て!

それ以上に

P『竹、斬ってみたいなぁ。』
父『そうか!じゃあ明日の朝、薪を斬ってみるか!?』

一番楽しそうな柴崎父。
好きな事になるとことん夢中になる男。
柴崎親子が似ているのは顔だけではありませんでした。


【次回予告】
待ちに待った地元友達との交流。
今明かされるBenBenの衝撃的な過去とは…!?