【10】ミラクルドドンパ。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

『幼い頃欲しかった懐かしの文具ランキング』ランキングで、においつき消しゴムが1位だったなう、皆さん缶ペン落として白い目の注目を浴びていませんか?
ちなみに、2位以下はロケット鉛筆やローラー消しゴム、電子ロック消しゴムがランクインしてました。
正直、あまり欲しくないですね。
ガイハが最も欲しかったのは指示棒。
教師が黒板を指すアレです。
伸びたり縮んだりするアレです。
何に使うのか。
使い道は沢山。
例えば、2つ前に座っている友人を呼ぶのに肩たたきとして!
例えば、タオルが濡れた時に洗濯棒として!
例えば、大好きなあの子のスカートをめくる…
変態ですね。
まともな使い方等ありませんでした。
やはり、もう1度小学校からやり直したほうが良いのかもしれません。
いちたすいちは?
じゅう!



【あらすじ】
重厚感たっぷりなピーマンと共に蘇ったドン・ワールド。
長い眠りで、記憶も設定も曖昧になるのであった。


午前5時55分、『品川駅』到着。
APECの影響か、構内には数多くの警備員が目を光らせています。

アンデルセン前で待つ事、15分。
"予告通り"、一向に姿を見せないドン・ワールド。
やはり遅刻。
蘇る『"ずず"っと(※1)』の恐怖。
またもや5分前に登場しようというのか!!


そんな不安に頭を抱えながら周囲に目を配らせていると、ホームの階段を"ゆっくりと"登るドンさん発見。
そのままこちらに…
来る事も無く、何を思ったのか改札方面に。

どういう事だ!?
このままでは外に出てしまう!
慌てて追い掛けるガイハ。
何故か、待合わせ場所とは異なる改札手前の柱に腰かけるドン・ワールド。

そっと近付き、声を掛けようとした瞬間、

U『あっ!!』

何だか嫌な予感。

すると突然立ち上がり、全力疾走でこちらの方向へ。

ぎょっ!!

慌てて逃げるガイハ。
狂った様に追い掛けるドン・ワールド。
立場が逆転。

そして

U『くらえっ!!』

突然、手にした"何か"を投げるドン・ワールド。
慌てて避けるガイハ。

何だ!?
これは何だ!?
ペットボトルだ!
中身がグロテスクにシェイクされてる!!

周囲には警備員。
明らかに不審者。
そんな事を構ってる余裕は無い!

U『うぉーーー!!』

もう1度、ペットボトルを拾い

U『うぉーーー!!』

全力投球。

再び避けるガイハ。

いったい何なんだ!!
目の前にいるのは、ドン・ワールドの仮面を被った狂った野獣。
このままでは殺される!!

U『はぁはぁ…ぬぉぉ!!』

ゴロゴロゴロゴロ…

G『わっ!!』

なんと今度はドン・ワールド事、飛んで(転がって)来た!!

U『ぜぇぜぇぜぇ…』

ゴロゴロゴロゴロ…

狂った様に転がり続けるドン・ワールド。

周囲には警備員。
明らかにマークされてる!
それでも…
そんな事を気にしている余裕は無い!

G『ぜぇぜぇぜぇ…』

逃げるガイハも体力の限界。

フラフラになりながら立ち上がる、ドン・ワールド。
まさに、これぞリアルプロレスリング。
燃える闘魂。

そして

G『リアーール!!』
U『ボーーイス!!』
G『ハッピーー!!』
U『オレーーンジ!!』
U『ミラクル!!』
G『えっえっ…!?』

U『ドドンパだ!!』

何それ!?

U『ミラクル!!』
G『ドドンパ!!』

そんな打ち合わせしてない…!!

U『よっしゃーー!!開幕や!!うぉーーー!』
G『よしっ!うっ…ぜぇぜぇ…』
U『ぜぇぜぇぜぇ…体力を使い果たした…』

まさに逮捕スレスレ。
そして体力限界。
早朝6時。
出足早々、肉体が悲鳴を上げたのは言うまでもありません。


※1…詳しくは、2008年11月17日『2.【序章】冤罪』参照。


【次回予告】
"自称"1年ぶりの復活から、高まる気持ちを抑え切れずに、出発前から神が降臨するドン・ワールド。
さらに日本経済を支えるサラリーマンに喝を入れるべく立ち上がり…。