インフルエンザのおかげで『あけましておめでとう』メールが送れなかったなう、皆さん年越し早々床に伏してどこがめでたいのですか?
それでも友達の多いガイハは沢山のメールを戴きました。
3通。
はい。
そんなもんす。
別に気にしてませんよ。
友達だと勝手に思ってるだけですから。
それに、広告メールはその40倍ほど戴いてますもの。
ええ。
というわけで、別に淋しくないですが、今からでも間に合うので送っていただけませんか?
別に淋しくは…。
【あらすじ】
『罰ゲーム』を賭けた死闘に、最後まで笑いを求めたBenBen。
その無謀な姿勢こそ、本物の『ファ二リスト』なのであった。
いよいよ、BenBenによる『世紀の恥さらし』決行。
2試合とも破れた為、ボウリング場から駅までひとり仮面姿で歩く事に。
さっそく、"佐清"を装着しスタート。
たじろぐ仕草も見せる様子も無く、むしろこれから訪れる苦難を楽しむ様に意気揚々と大地を踏み締めるBenBen。
すると、目の前にサラリーマン。
全く気にする様子も無く近付き、すれ違い様に会釈。
目線を反らし、足早にその場を立ち去るサラリーマン。
してやったりといった様子のBenBen。
恥かしむどころか、玩具を渡された子どもの如く茶目っ気たっぷりにはしゃいでいます。
この男…やる!
やはり、彼も同志という事か。
しかし、それでは罰ゲームの意味がないではないか!!
そう危惧したのも束の間、対向車線にパトカーが一台。
おっと、突然の国家権力!
流石のBenBenも、自らの身を案じるに違いありません!
いよいよ仮面を外してしまうのか。
はたまた尻尾を巻いて逃げ出すのか。
今ここに、本物の『ファ二リスト』か試されようとしています!
すれ違いの瞬間。
車内の警官を目視し、堂々と前進するBenBen。
私は仮面を被っている。
だから何だ?
文句があるのか?
悪いがこれが素顔だ。
お前がどこのだれだろうと私には関係ない。
何故なら、これが私の生きる道なのだから。
まるでそう言わんとばかりの表情(仮面の)。
何時にも増して、誇らしげな髭!
普段、どんな事があっても決して崩れる事の無い男が、内に秘めたポテンシャルを魅せた瞬間でした。
そんな真のエンターテイナーに、恐れるもの等ある筈も無く…
老人とすれ違っても
まさに逮捕スレスレ。
おいしい!
とにかくおいしい!
こんな事なら…ガイハが負けていれば良かった!
それも時既に遅し。
『ファニリスト』の称号はBenBenの手中に渡ったのであった。
【次回予告】
いよいよ迎えた最終話。
またもプラットフォームで恒例の儀式は行われ、ついには決めポーズまで誕生し…。







