オーストラリア・シドニーで、サービス精神溢れる男性が、自らの所持品を放出し、実生活でサンタクロースのような役割を引き受けている今日この頃、皆さん全財産を根こそぎ奪おうとしていませんか?
ゴールドコーストに仮設店舗をオープンし、ほかの人からの店に置く品物の寄付も歓迎しているのだそう。
ボランティア精神に溢れていますね。
もっとも、クリスマス精神で身を削ってまでプレゼントしたいその気持ち、痛い程よくわかります。
何故なら、ガイハも同じ様な願望があるから。
ここはさっそく、近々恵まれない読者たちに私物を出品したいと思います。
・かみ立てのティッシュ
・賞味期限切れの卵
・穴空き靴下
・手作りきむたく残骸
・絵心溢れる落書き
・サイン付きブロマイド
どれもプレミアものばかり。
誰もが喉から手が出る程に欲し…
はい?
いらない?
唯のゴミ?
ええ、どうせ『もったいない精神』という名の『捨てられない症候群』ですよ。
マイルの如く“いつか使うかも知れないもの”が貯まっているわけですよ!
というわけで、この記事をお読みになったら、そっと住所をお知らせ下さい。
“日頃の感謝”として、全て強制的に贈呈致しますので。
12月28日。
祖母の要望で、10数年ぶりの日帰り家族旅行。
向かう先は箱根。
実家に前日入りし、ワイン片手に団欒。
弾む会話に進む酒。
改めて絆を再確認しながら、気持ち良く朝を迎える予定が…
G『うぅぅぅぅ…』
頭痛。
まさかの二日酔い。
さらに、山道を抜け峠に着く頃には
G『うげぇぇぇぇぇぇ…あぁぁぁぁ…』
お酒と車酔いの"二重酔い"。
景色を楽しむ事も、まして家族の会話に気遣う気力も奪われ、ひとり絶望の寝たきりドライブ。
途中、『アクアパッツァテラス』で何とか昼食を平らげ、目的の『花紋』へ。
ふらふらのまま5階の更衣室で着替えを済ませ、2階に向かうと
下半身の方から“透かすか”とした違和感。
どこか“しまり”が足りないような…
そっと中を覗くと
すっぽんぽん。
ノーパンでした。
きっとこれは酔いのせい。
そう自分に言い聞かせ、逃げる様に露店にダッシュ。
もちろん男女別の為、ひとり温泉。
しーん。
会話無し。
ボケ無し。
つっこみ無し。
『さて出ますか…』
軽い孤独感を感じながら、もう2度と一人旅に出ない事を誓うのでした。
※…原文は2010年02月02日『温泉に行こう【前編】』~2010年02月05日『温泉に行こう!【後編】』。
【ノミネート理由】
記憶に新しい箱根旅行。
酒に酔い、車に酔い、股間を晒し、自分に酔えない孤独なトリップ。
それはまさに自分との闘い。
思い出すだけでも、今でも吐き気が…
良いですか?
今直ぐ吐いても良いですか?
そしてそのまま日記もおやすみなさい…
って見え見えですよね。
さーせん。
醜態を曝け出し、話題の質も落ちる中、こうなればいっそ日記も作者不明で、白(しら)を切る他なさそうです
。
酔い人知らずと。