【ノミネート№8】孤独な病人。 | ガイハ日記。

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米ミシガン州インディペンデンス・タウンシップで、爆発的なパワーを表現しながらそりで滑走しようと、62歳の男性が自動車用のマフラーにガソリンと火薬を詰め込んでロケットを自作、背中に結びつけて点火した後に滑り出したが、途中でロケットが爆発して大やけどを負う事故が発生した今日この頃、皆さん我こそはと導火線に火が着いていませんか?
この地域では日曜日に『そりパーティー』が開催されたが、男性はその主催者で、いつも“とんでもないこと”をするので有名だったという。
まさに自爆ですね。
しかし、自ら制御も出来ない程に暴走したくなるその気持ち、痛い程よくわかります。
何故なら、“れしーと”も同じ様な経験があるから。
ある時は、被り物で全力疾走し、呼吸困難。
またある時は、気温7度の海中水泳の末に、全身悪寒。
ご存知の通り、“メンバー”が爆発した事さえありました!
それもこれも全てファニーマインド。
とんでもない事も、笑いに変わればそれで良いのです!
というわけで、今後とも、人々の心に花を咲かせる為、火の中・水の中、時に戦場や北の国まで…
行けません。
無理す。
笑いの為にそこまで出来ないす。
命は惜しいですから。ええ。
勝手にして下さい。
ちなみに、一番尊敬している芸人は『江頭2:50』と答えたところ、3人の知人に引かれました。
なれるものなりたいです。
もちろん気持ちだけ。
フランスのテレビー。



【Case1】
『ゴリゴリ…』

大欠伸(あくび)の度に、耳の奥で聞こえる骨の擦れる音。
ネットで検索の末
『顎(がく)関節症』発覚。

このままでは人生初の歯科行き。

脳裏を過る機械音。
絶望感に浸りつつも、心のどこかではほんの少しの"優しい言葉"を期待してしまうもの。
そこでさらに調べ進めると、そこに別名を発見。

『美人病』

小顔の女性や、顎が華奢な人程、なりやすいからだとか。

美人認定。

こうして自ら『ガクカン』を公言するようになるのであった。

【Case2】

『…』

『…』

ここは公衆トイレ。
人の温度や指紋を察知する筈の『人感センサー』が稼動せず。

よって流れないトイレ。
時が経ち、場所を変えても"人のもの"に戻れない指。

ついには排便後、“放置”した現場を目撃される始末。
もちろん逃亡。
こうして、『人間失格』の苦労を知るのであった。

【Case3】

余命1週間。
"終わり"への覚悟。

それは夏の暮れ。
巷で『新型インフルエンザ』が騒がれていた頃。

自分だけは大丈夫と思っていた矢先

発熱。
そして倦怠感。

検温などしなくとも、この感じはおそらく40度越え。
病は深刻。

もう助からない…。

浮かんでは消える数々の不安。
そういえば、女優の大原麗子は孤独死したそうな。
つまりガイハも…
あぁきっと誰にも気付かれず、そっと灰になってしまうんだ!

どうせ逝ってしまうなら、真実を知っていたほうがまだマシ。
というわけで、
無駄な抵抗は辞め、恐る恐る体温計を挟むと

36度。

健康でした。
つまりは“想像インフルエンザ”。
ビビリ故の、被害妄想熱だったのは言うまでもありません。


【ノミネート理由】
ガイハの健康シリーズ。
ある時はひとりコキコキ、ある時はひとりトイレで悶え、またある時はひとり妄想に怯え横たわった1年。

他にもライブ後に首が鞭打ちになったり、携帯が壊れたり…
それはもう悲惨な程。

可愛そうですね。
涙を誘いますよね。

はい?
どうでも良い?
可愛そうなのは頭の中?

ええ。
よく言われます。
わかってます。

どうせこのエントリーだって選ぶものが無くて、苦肉の作に選んだ"寄せ集め"ですから。
ええ。

唯、今でも顎はポキポキ、センサーだって反応しないとですよ。

ですからね、
嘘でも良いから同情してや。
ついでに同情するならネタくれや。

これでも、日記の為に身体張っているので。