米インディアナ州セルマで、小学5年生の男子生徒が、学校に向かう通学バスの中で、祖父母宅の金庫から盗んだ総額約300ドルの現金をばらまく事件が起きた今日この頃、皆さん良からぬ期待を胸に空を見上げていませんか?
残金は祖父母に返却されたが、地元保安官は『少年が何をしたかったのか、また、どうやって金庫から現金を盗んだのか現在のところ分かっていません』と話している。
どこかの経済政策と同じですね。
銭形平治如く、貧しき者を助けたいその気持ち、痛い程よくわかります。
何故なら、ガイハも願望“は”あるから。
悪しき者から金品を奪い、困った人々にプレゼント。
『ありがとう!』
『命の恩人だ!』
そして
多大な感謝の言葉を戴いた後に
『じゃあ返して!』
ええ。
だって欲しいですもの。
充分に夢見せましたもの。
おれのものはおれのもの、お前のものはおれのもの。
所詮、ジャイアンでした。
というわけで、言いたい事は唯1つ。
少年よ、そのお金を全て下さい。
え
そうよ私は さそり座の女
さそりの毒は 後で効くのよ
ポイズン!
どこかで見た様な、むしろ昨年と全く同じ書き出し(※1)の様な、そんな気がしてならない11月21日といえば、そうガイハ母の50うん回目の誕生日。
というわけで、今宵のレストランは、これまた昨年と全く同じトラットリア。
オーダーは、主役が食べたいものという事で
・赤ワイン
・和牛のカルパッチョ
・塩鱈のフリット
・うにのパスタ
・サルシッチャのパスタ
・雛鳥の小悪魔風
を注文。
そして、乾杯と同時に祖母が一言
祖『最近のお笑い芸人を見て思う事があるんだけど貴方…芸人にはむいてないわね。』
乗っけから、駄目出し。
ネタか。
はたまたトークか。
ひな壇には程遠いと言いたいのかっ!?
ガイハはお笑いでは無くアーティスト。
未だかつて、M-1を目差している等と、口にした事も無いと言うのに!
しかし、それでもどこか悔しいのは、ファニリストとしての誇り。
いったい何が足りないのか、今後の糧に伺おうではありませんか!
祖『そうねぇ。なんとなくよね。』
気分で片付けられました。
あぁ所詮つまらない孫。
そんな烙印を押された腹いせがしたい。
そうだ母。
ここはあえてわかりきった年齢を聞きだし、歳を重ねてしまった悲しい事実を思い知らせてやりましょう!
ところが
母『さぁ…忘れたわ。だって40過ぎてから1年事に2つずつ若返ってるもの。うふふふ。』
現実逃避。
もはや、家族にまともな人間などいませんでした。
挙句に、取り分けたセコンドを一切口を付けずに母の元に返す祖母。
理由を尋ねると
祖『だって鶏ってあまり好きじゃないだもの。魚がよかったわ。』
『なんでも良い』と選択権を委ねておきながら、食べたく無いと拒否。
さらに
母『それなら最初から魚にしたわよ!』
応戦。
親子喧嘩のはじまりはじまり。
やはり年齢と共に進む“コドナ”化。
こうして52回目の、【52回目】のバースディーは、大人げなく過ぎていくのでした。
いやはや歳はとりたく無いものですね。
ちなみに、ガイハは来年で21歳。
今年も21歳。
年が変わらないように思えるのは、時間の流れが皆さんと違うだけ。
ふん。
発言が、母に似てきたなんて、言わないで下さい。
※1…詳しくは、2008年12月24日『アンタレスのメロディ』参照。