背中にジェットエンジンを搭載した翼を付けて飛び、『ジェットマン』の通称で知られるスイス人冒険家イブ・ロッシーさんが、大陸間を移動する挑戦をしたが、落下してしまった今日この頃、皆さんペットボトルロケットで宇宙旅行されるおつもりですか?
サポートチームによると、モロッコ上空で小型飛行機から飛び立った直後にトラブルが起きてしまったのだそう。
『空も飛べるはず』ですね。
『ファンタジー号』に夢を託した『風船おじさん』に憧れるその気持ち、痛い程よくわかりますよ。
何故なら、ガイハも同じ様な経験があるから。
小学生時代、両手に紙飛行機を持ち、塀から塀へ大ジャンプ。
『I can flyーー!』
転落。
捻りました。
全治3日。
身の程知らずですね。
ちなみに、空を飛ぶ事の出来なかったガイハですが、頭の中は常にぶっ飛んでます。
いつだって妄想のうわの“空”。
“心の風船”で海外に飛び立つ日も、そう遠く無いのかも知れません。
またも発見してしまいました。
赤や黄色の『PLAY』を、お揃いで纏(まと)う中国人たちを(※1)。
それもペアでは無く、クインティプル。
まさにギャルソン『ハート』族。
新型インフルエンザ以上に、アジア中で猛威を振るっているに違いありません!
その証拠に、大久保のママチャリ主婦まで黒のPLAY。
そして、かの竹中直人まで。
いったい彼らは何故、あのマークに魅かれるのでしょう!?
愛か。
Loveに飢えているのか。
誰からも愛されず、まして24時間テレビの押し売りの愛に疲れ、Tシャツに叶わぬ愛を求める様になってしまったのか。
もしくは、Eyeか。
キリッと光るあの眼光に『私は見ている~STOP THE 犯罪~』的な自衛目的があるというのか!?
どこもかしこも『PLAY』だらけ。
今や、不思議の国のアリスやジョシュ・ハート・ネットでさえ、ギャルソンマニアに思えてなりません。
そして先日、ついに事件は起きてしまいました。
それは、既製服を嫌う知人と渋谷PARCOについて話をしていた時の事。
オープン当初の、大量に積み上げられた『PLAY』を思い出し、思わず吹き出すガイハ。
『どうしたの?』
と友人。
G『いやーあのハートがさぁーあははっ。みんな同じの着てさっあはは!きっと、3年後にはビリーみたいに恥かしい過去になってるんだよあっははは!』
何故か、ふるふると震え出す知人。
G『あははっ笑いが…あれっどっどうしたの…?あは…は?』
すると突然、立ち上がり、上着を脱ぎ捨てると
中から出てきたのは、釣り目のハート。
G『!!』
おっお前もか!!
彼もまた『PLAYER』。
その後、ファッションについて語らなくなった事は想像に難くありません。
というわけで、おそらく誰もより“心”が無いのはガイハ。
全部の"Lover"な皆さん、ごめんなさい。
申し訳無い気持ちでいっぱいです。
でも『PLAY』は着れません。
というわけで、
愛を下さいー Zoo。
愛よりお金をー Wow。
心がヘドロ色に染まりそうです。
※1…詳しくは6月27日『PLAYER』参照。