ブラジル・リオデジャネイロで、交通事故で死んだはずのレンガ職人の男性が、自分の葬儀に姿を現し、家族を仰天させた今日この頃、皆さん死んだ魚の瞳で明後日の方角を見つめていませんか?
遺体の損傷が激しく、よく似ていた服を着ていた為、身元確認を誤ったのだそう。
哀れですね。
『死んでなかったの?じゃあ葬儀代どうするのよ!?香典だって貰っちゃったわ!!』
もはや憑き物扱い。
こうして帰るべき場所は失った男は、棺の中でそっと目を閉じるのであった…。
お気持ち、痛い程わかりますよ。
何故なら、ガイハもつい先日似たような経験をしたから。
5-6年ぶりに友人とすれ違い、掛けられた第一声が
『あれっ生きてたの!?』。
どうやら噂では事故に遭ったり、失踪していた事になっていた様子。
だから、ひとり歌ってやりました。
ミミズだってーオケラだってー
ガイハだってー
みんなみんな生きているんだー
友達なんだー
へいっ!
虫眼鏡をー太陽にーー!
燃焼。
お後がよろしく無いようで。
というわけで、まさかまさかの3日連続失態の『共感』話。
明日も続いてしまうのか。
はたまた小さじ1杯程のプライドが阻止するのか。
日記の為に、自分自身に見捨てられる日もそう遠くないかも知れません。
【あらすじ】
2年ぶりの『アーチェリー』でキューピッドに成り切れなかった"れしーと27cm"。
三重の空に、『かしゆか』の名が哀しくこだまするのであった。
お腹も空いたので、ランチタイム。
もちろん魚。
海鮮バーベーキューを食べられる『海鮮市場』までは自転車で移動する事に。
さっそくレンタルし、サイクリング開始。
どうやら、お互いに漕ぐのは4-5年ぶり。
ここはリハビリも兼ねて、ゆっくりと…
U『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーー!』
"光の速度"で走り去るドン・スター。
あっという間に遥か彼方に。
『…』
呆然。
そう高校時代、普段全くやる気の見せない体育の授業で、たった1度だけ本気を出した時に見せた100メートルの記録が都大会レコード。
本物の野生児に、常識など通用する筈がありませんでした。
追いかけるだけ無駄なので、のんびりひとりサイクリング。
5分後、到着。
すると
U『遅いぜ。何してたんだよ。』
無理。
君のスピードには合わせられない。
だって人間だもの。
自転車を停め、店内へ。
・焼き貝セット(大あさり・さざえ・あっぱ貝)
・大海老
・ウインナー
をオーダー
もちろん
ビールで乾杯。
G『ハッピー!!』
U『オレーンジ!!』
もはや完全に定着してしまった『幸橙』。
リアルボイスが『再会』の挨拶なら、こちらは『再会』と『乾杯』の両方に使えるコンビニエンスな”れしーと”語。
『2009年流行語大賞』は間違いなしか。
そんな事を考えていると、隣の席で子どもが大はしゃぎ。
U『かわいいなぁ。』
今となって信じられませんが、ドンさんは元幼稚園教諭。
やはり、園児は愛らしくて仕方ない様子。
そこで、彼の理想の子ども像について尋ねてみました。
U『女の子なら俺好み、男なら街で一番のワルにする(※1)!ギャルになってもいいが、前髪ぱっつんとピアノのレッスンは厳守!喧嘩は幼少期から教え込むぜ。俺のDNAを持ってる男が嘗められる様な事があってはならないからな。』
さすが、破天荒な現役ボクサーの息子。
その子どもにも、その遺伝子はしっかりと受け継がれていました。
U『まずは人前での"歩き方"からかな。肩揺らせよわっはっはっは。』
将来、わが子を遊ばせない事を硬く誓ったのは、言うまでもありません。
※1…数年前まで、男でも女でも『破片』と名付けると公言。
理由は、鋭利なガラスの破片の様に"刺々しく"強く生きられるようにとの事。
【次回予告】
予想外に危険なトランポリンに硬直するガイハ。
"予想通り"なドン・ワールドの仕打ちになすすべも無く…。