米・ケンタッキー州の「I Don't Care Bar & Grill(気にしない)」という店名のバーで眠ってしまった客の男が、そのまま気付かれずに放置され、閉店後にドアをロックされて店から出られなくなるという騒動が起きた今日この頃、皆さん初めからガイハの事も眼中にないですか?
『気にしない』バーで誰にも気にされずに取り残されたことで誰かが罪に問われることはなく、もちろん逮捕者もいないのだそう。
要は透明人間になれるバーなんですね。
友人も恋人も、ドアを潜れば赤の他人。
孤独を癒す為にバーテンダーに声をかけても、
『…』
気にする様子無し。
そこでドリンクをオーダー。
それでも
『…。』
あぁ気付けば、隅っこで喧嘩!
『…。』
そこに在るのは『見て見ぬふり』の現代社会の縮図。
間違いなく犯罪の巣窟となりそうです。
ところで2年前、BenBenと共に西武新宿線で居眠りをしてしまい、終着駅で3時間近くも起こされなかったガイハさん、あの電車は『I Don't Care Seibu Line』だったのでしょうか。
つまり例え、ボコボコに殴られ血まみれのままボロ雑巾のように捨てられても、素通りされてしまうという事。
これぞ究極の放置プレイ。
”その気”がある人が、大量に集まるかも知れません。
ついに始まりました『大改造!!劇的ビフォーアフター』。
春の特番という事で、2時間スペシャル。
今回のテーマは『間口僅か3メートル・奥行き30メートル、そして浴室が外に配置されている通称「裸で玄関を出る家」を劇的に大改造する!』というもの。
番宣で心ときめかせ、10分前からテレビの前でスタンバイ。
もちろん録画も忘れなく。
見る見るうちに取り壊され、新しい姿に変化を遂げる家屋。
システムキッチンにバルコニー。
そして防音の音楽ルーム。
羨ましい!
実に羨ましい!!
まさに『住む人の心を動かす感動住宅の演出家』!
『浩伸ーー!!!』
感動のあまり思わず、月に向かって匠の名を吠えてしまいました。
というのは若干フィクションですが、ガイハ宅も是非ともリフォームして戴きたいもの。
まずは本棚。
文庫や雑誌で溢れかえっています。
僅かな隙間に捩込もうとすれば、その隣から別の本が落下。
さらに、整理を始めれば、懐かしい漫画が邪魔をします。
僅かなブレイクタイム。
5分だけ。
いえ、10分だけなら…。
…
なんと言う事でしょう!!
気付いたら、次の巻に手を伸ばしているではありませんか!?
これぞかの有名な『漫画蟻地獄。』
こうしてガイハを阻むのです。
それに加えて、優柔不断な性格。
綺麗にしようにも、『Mottainai精神』で捨てる事が出来ない為に、一向に物は増えていくばかり。
やはり、今こそ匠の出番でしょう。
さぁ大改造を!!
はい?
それは片付け?
出来ません。
疲れますもん。
どうせなら、ついでに切れた電球の取り替えや、剥がれた壁紙の補修なんかも…
…
リフォーム以前の問題でした。
どうせ我が家は、しがないマンション住まい。
建物全て取り壊わし、"吸収合併"する事など夢のまた夢。
憧れのからくり屋敷への道のりはまだまだ遠そうです。
ちなみに、テレ朝フリークのガイハさん、『暴れ坊将軍』に飽きたらず『必殺仕事人』までほぼ全話観てしまいました。
"パーマネンツ★ひろ"や、"三浦の馬"については全くわかりませんが、中村主水については熱く語れます。 はい。
出会いと別れの春。
今年も同世代の友人を失うかも知れません。