こう見えても。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

米マイアミで、飛行機に乗り遅れた男が「俺は航空警察官だ」と嘘を付き、偽の警官バッジを空港職員に提示して飛行機に乗り込んだ今日この頃、皆さんコスプレ姿で成りきり生活楽しまれてますか?
しかし機内で見破られ、『飛行機に乗り遅れた!』等と大声で吐き散らしながら逮捕されたのだそう。
便1つ誤ってしまった事により、人生が変わってしまった男の物語。
慌てて乗った飛行機が、まさか刑務所行きであったなんて、思いもしなかったでしょうね。
残念ですが、長いフライトになるかも知れません。
ちなみに、今でこそ『5分前の5分前行動』が当たり前になったガイハさんですが、中学生時代は遅刻の常習犯。
週に2-3日は”なんとなく”間に合あわない日々。
その度にバスが止まり、お腹が痛くなり、時には人助けや親戚が亡くなる事までありました。
まさに平成の金田一。
『ガイハ現れるところに事件あり』と恐れられたものです。
というわけで友人の皆様、この先、万が一”犠牲者”に選ばれる事があったとしても決して恨まないでください。
”持ちつ持たれつ”なので。
先日、知らないところで病院送りにされていた様です。


『あたし、こう見えても""純"なんだよねー。』

夕方のJR。
高校生カップルの会話。
見た目はギャル、いかにも男遊びが激しそうな風貌。
残念ながら"自称"『純粋』としか思えません。

まさに『こう見ても』という前起きは、『ホンモノ』と言い張る小倉智明や故・パンチョ伊藤の頭部同様に、全く信憑性の無いものなのです。
往々にしてそれは、そう見られたいという願望。
自ら『ギャップ』をアピールしたいだけなのでしょう。

黒いですね。
大人ですね。


さて、独り言も板に付く程、おしゃべりだと誤解されやすいガイハですが、実は"こう見えても"極度の人見知り。

はいぃ?
使ってる?
どす黒い?

ええやないですか!!
使ってみたかったんですよ!
どうせ、誰が見たってうさん臭い男、始めから信じていないでしょうに!

げふん。

…続けます。

今でこそ、その場凌ぎの受け流しヒアリングで、右か左へ忘却の彼方へ一直線ですが、幼少期は何を言われても『超』が付く程のネガティブ思考。

『お名前は?』
と尋ねられれば、
答えたら掠(さら)われてしまうんだ!
と怯え、

『良い子だね』
と褒められれば、
何もわかってないくせに!きっと何かあるんだ!ボクは騙されない!!
と大人不信。

したがって全身から"話かけないでオーラ"。
常に母親の背後でビクビクと震えていました。

さらに当時の容姿は、祖母の趣味で"モダンガール"なおかっぱヘアに、奇抜な服装。
身長が高かく、2つ・3つ上に見られた為に、

『あらー可愛い女の子ね。年長さんかしら?』

違う…
違うんだ!
ボクは男の子。
でも…でも…

G『うわーーーーん!!』

まさに先制パンチ。
恥ずかしさのあまり、頭の中が真っ白(さら)になり、その後の言葉は耳に入っていませんでした。

ガイハ少年のナイーブな人見知りは、この"与えられた個性"から始まっていたのです。


そして、幼稚園入園後も、教室にすら入る事が出来ずに5日間の園長室生活。

皆がボクをカワリモノ扱いするんだ!
普通でいたい!
同じ様にいたいだけなんだ!

目立たない事に憧れた子ども時代。
それが今では、自ら歓んでマッシュヘアにカラフルなファッション。

『23歳くらい?』
と尋ねられれば、
『YES!よくわかったね!』

『子どもっぽい』と言われれば、
『コドナです!』

極めつけは渋谷で『リアルボイス』。
いったいどこで道を踏み外すしてしまったのでしょうか。


というわけで、"こう"でもそうでも何でも構わないので、人見知りで純情可憐な少年に見てあげて下さい。
初(うぶ)ですもの。
てへ。