米テネシー州メンフィスで住民間の諍(いさか)いがエスカレート、女性がガソリンをビンに詰めた火炎瓶を敵対する住民の家に投げ込んで逮捕された今日この頃、皆さん自宅でジーン・シモンズごっこですか?
被害にあった住民によると、親戚が屋根に上って火を消し止めたのだそう。
日本では『騒音おばさん』、アメリカでは『ファイヤーおばさん』ですか。
どこの国でも嫌がらせ好きなご近所さんはいらっしゃるのですね。
『音』・『火』と来れば、次は『臭い』かも知れません。
毎日、くさやを焼き続ける婆。
10回/分、おならをする女。
存在自体が胡散臭い男。
…それはガイハさんですね。はい。
ちなみに先日、我が家の前に『ハズレ』のスクラッチカードが捨てられていた事がありました。
おそらく、隣人は『空くじおばさん』。
この先、『大凶』を置かれないよう、怯えながら生活する事となりそうです。
【岩手】奥州市水沢区の黒石寺で繰り広げられる伝統行事『蘇民祭』の09年版ポスターが完成し、12月17日からJRや公共施設などへの配布を始めた。
【毎日新聞】
ついに、今年も開催される事となりました。
"露(あらわ)"の男たち舞う『蘇民祭』。
昨年、『胸毛がいやん』とJR東日本がポスターの掲示を拒否して話題となったイベントですが、『胸毛こそ健全な男の証』と一斉に自慢のヘアーをさらけ出し、"寂しき"者や"無き"者は『非国民ナリ』と、『薄毛狩り』によって毎年100人以上もの人間が犠牲となっているのはあまりにも有名な話。
被害を恐れた民たちは、胸に『プロピア』『リーブ』など植毛に励むもののその効果は微々たるもので、人知れず村を去る者も多いと言う。
また、"生い茂った"漢の中でも100人に1人もない『黄金の胸毛』の持ち主は『救い神』として崇められたなどと語り継がれる程、まさに現代の男塾といったところ(※1)。
とまぁ、どこか一分誤っているような、むしろ殆どがフィクションのような気がしてなりませんが、そんな熱い祭典が今年も開かれると聞いたら、放っておく事は出来ません!。
今年は何をやからしてくれたのでしょう!?
"目玉がクレイジー"全身もじゃもじゃの、ムックか。
はたまた、"共和国とは無縁"裸のウガンダ・トラかっ。
さぁ注目して見てみましょう。
蘇れ!肉体の大和魂!!
!?
…
毛無し。
胸無し。
人で無し。
唯の一軒家でした。
どうやら、隔年で『動』と『静』をテーマにしており、『静』の09年版は雪が舞う本堂の写真で落ち着いた図柄となったのだそう。
詐欺だ!
こんなの裸の祭に相応しく無いっ!
いえ、もしかしたら『今年の祭は健全』と、JRを欺く為の"偽装"なのかも知れません。
よくよく考えれば、この不気味な静けさこそが、かえって嵐を予感させるというもの。
文字通り、ここから『蘇る』のでしょう!
雪が止み、太鼓と共に本堂から野太い掛け声。
扉が開かれると同時に、一斉に飛び出す胸毛男子たち。
カメラに向かって、自慢のバディを披露。
そして縮れた毛をむしり取り
『これが本物のお洒落だー!!』
…シャレになりませんね。
果たして、今年の祭は平穏無事に済む事が出来るのか。
残念ながら、胸にも心臓にも毛の生えないガイハさん、物陰からひっそりと動向を伺おうと思います。
狩らないで!
※1…2008年1月19日『黄金のプライド』参照。