水色の街。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

ローソンで、先端にレスラーの顔が書かれた『デスマッチ』が販売された今日この頃、皆さん命の灯火消えかかっていませんか?
『ならせゴング!降りるなリング!燃やせ魂』や『マイボディ 必要以上にヘビー級 燃やせ脂肪』などがあり、喫煙の時に使用するだけでなく、寂しい時にマッチ売りの少女気分で用いるのにも良いとの事。
名前に騙されました。
持ち手に有刺鉄線を巻き付けたり、電流を流してこそ『デスマッチ』と呼ぶに値するのに!
そして、運が悪ければ暴発。
まさにマッチ1本火事の素!
誰も買いませんよね。
ちなみに、未だにライターで火を灯す事の出来ないガイハさん、物真似だけはおてのもの。
ギンギラギンにさりげなくー♪
ええ。
何か大きな勘違いをしている気がしないでもないですが、乾燥しやすいこの季節、"火遊び"にはご注意下さい。
燃え広がらないように。


母『あんな不味いもの、初めて食べたわよ!』

例の如く唐突な、ガイハ母の一言。
どうやら、かなりご立腹。
いったい何があったというのでしょう。

母『銀座で立ち寄ったそば屋が、高いうえに本っっ当に酷い味だったのよ!!土地の名前で商売してるのねっ!キー!!』

さらに数週間後…

母『何度思い出しても許せないわっ!!』

相当根に持っている様子。

銀座が憎いのかっ。
10数年前、愛車がレッカーされた街だから憎いのかっ!?
はたまた、いくつになってもマダムに成り切れない自分自身への当て付けかっ!?
さそりの毒は恐ろしい!

が、斯く言うガイハさんにとっても、"いわくつき"の街。
そう、母親同様に悪い記憶しか残っていません。


あれは数年前。
当時、ロマンチックタック・ロマンチックタイムだったガイハさん、憧れだった銀座映画デート。

『ティム・バートンのコープスブライド』を鑑賞。
前評判では、『楽しい』作品。
ところが、始まって30分後…

G『ずるずる…うぅ…』

幼い頃に死んでしまった犬と再会する、という微笑ましいシーンでひとり鳴咽。

痙攣を堪えながら、こそこそと啜り泣くガイハさん。
拭いても拭いても流れ続ける涙。

一方、隣から笑い声。

笑ってる!
まさかここに泣いている男がいるだなんて思いもしない筈。
あぁ何としてでも、隣に気が付かれないようにしなくては!
いっそ目も耳もスクリーンから反らしたい!!

ぎりぎりで持ち堪えるガイハさん。
ところが、残り20分。

G『あぁーーじゅるるる…』

号泣。
ラストシーンすら見る事も出来ませんでした。

G『うぅ…あぁ…』

涙腺崩壊。
瞳にダムはあるのかい?
ない。
もはや、唯の沈獣。

そして、俯きかすれた声で、
G『とっ…トイレに…ずるずる…行って…ずるっ…』

再び哀咽。
ずるずるずる…じゅる…。
ヒック。

15分後、腫れぼったい瞼と共に復活。
わざとらしい『泣いてないアピール』と共に、銀座界隈を散歩。

女『映画良かったねー。あのシーンが…』

止めろっ!
止めるんだ!
それ以上言わないでくれっ!
思い出したら…泣いてしまう!!

女『とくに、ヒロインの台詞が…

あぁ…

G『うぅ…あぁぁー』

再び崩壊。
さらに、ティッシュを使い切ってしまった為に、オープン・ティアーズ。

ずるずるずる…

何事かと振り返る人々。
端から見れば、喧嘩に負けた青年。

うぅぅ…。

結局、30分以上止まらず。
もちろん、後に修羅場を迎えた事は言うまでもありません。


垂れ流し王子ですね。

さらにもう1つ、銀座に纏わる悲しいエピソードが…
おっと1000文字オーバー。
続きはまた明日。

年明け早々、日数稼ぎでアディオ・グッバイ・オルヴォワール。
したらな!