17.【3章】伊豆の踊り子は26cm。 | ガイハ日記。

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悪の組織にさらわれた時にどんな改造を受けるかを診断する『改造人間メーカー』で、『悪の組織レイジーバースデイに右腕をラケット、おへそを鉛筆立てに改造されたのだ!』との結果が出た今日この頃、皆さん全身タイツで『キー!キーッ!』叫んでますか?
弱そうですね。
中学時代、テニス部を3日で辞めた当て付けかも知れません。
正確には『月曜:入部→火曜:休→水曜:退部』の実働1日。
ラケットすら握れませんでした。
保険はおりるのでしょうか。
毎日が素振り、空振りの人生を過ごす事になりそうです。


続いて向かうは、名前で即決した『邪宗門』。






築150年以上、なまこ壁の外観が特徴のレトロな喫茶店。




さらに、中もアンティーク。
まるで、タイムスリップしたかの様。





さっそくメニューを開くと、まず目に飛び込んできたのが、
『ウィンナーコーヒー』。





蘇る、淡い恥じらいの記憶(※1)。
"別"でも"浸かってる"わけでもないんだっ!
もう騙されない!!



果実を煮込んだ『ヴァレニエ』を、砂糖代わりに溶かしたロシアンティーを堪能。
BkyCHO!




その後、独断で東急ストアへ。
目的は、以前伊豆に訪れた時に売られていた、地域限定のキャットフード。
大のお気に入りで、取り寄せを考えた程。

ペットコーナーを物色。
ところが、棚に並んでいるのは東京で見慣れているものばかり。

発売中止になっていました。

昨日の朝、怒る猫たちに
『美味しいお土産を買って来るから。』
と、宥め旅立ったガイハさん。

つまり手ぶらで帰れば嘘を付いた事になります。

裏切り者と飛び付くふーりんさん。
食べないほうがましと『スト』を行うこさめさん。
そして荒れ放題の部屋。

あぁ仕返し恐ろしい!!(※2)




結局、プリクラだけを撮って特急踊り子へ。



机にはきむたく。
近くを通る度に、わなわなと唇を震わせるグリーンアテンダント。
『笑ってはならない!』
そんなプロ根性も、生きたマヨネーズの前で無用。

耐え切れず、鼻から下が半笑い。
さらに、入れ代わり立ち代わり、数人が来観。
もちろん破顔。
どうやら噂になっている様子。

もはや『"ずずっ"と旅行』はきむたくの一人舞台でした。
"れしーと26cm"、完全に第3のメンバーに食われてしまったようです。





気付けば大船。
どうやら2時間以上爆睡。
マヨネーズを首に掛けた男がぐらぐら。
最後まで不審者でした。




構想半年、練りに練り、パズルのように組み合わせた予定も、過ぎてしまえばあっという間。
今ここに、伝説と呼ぶのに相応しい旅行が完結しました。

U田さん、旅先の方々、よしこちゃん、増田夫婦、そして"れしーと26cm"を支えて下さった読者の方々、全ては皆様の支えがあってこそ。
おかげさまで、決して色褪せる事のない思い出と、人生の宝物が増えました。

心から、ありがとうございます。












【きむたく日誌】



さとがえりっちゃ。
さようならまたあうひまで…。



なーんて、んふふふ。
みてないようでみてーるー。




※1…詳しくは8月31日『ウィーン…な。』参照。

※2…案の定、仕返しは待っていました。