16.【3章】受け継がれる者。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

米カリフォルニア州で飲酒運転容疑の男が、逮捕された時に全裸だった今日この頃、皆さん"馬鹿に見えない服"をお召しになってますか?
車の前部で落ち着かない様子だった男に対し、警察は『両手を上げろ』と要求したものの、これを無視、テーザー銃を持って再び近寄ると全裸だったのだそう。
まさに本能のドライブですね。
服を着たまま運転が出来ない体質だったのかも知れません。
彼と同じように、かつて全てを"さらけ出さなければ"トイレに入れない男子がいました。
もちろんガイハ宅もドアの前に"抜け殻"。
今頃、檻の中でない事を願うばかりです。


"修業"を終え、感想や住所を書いた後に記念撮影。
ちなみにU田さんの感想文は、

初めての経験でドキドキしました!
美男美女の夫婦に優しく教えて貰ってとうげいの楽しさを知りましたドキドキ
大好きですドキドキ
また遊びにきますドキドキ
わーいわーい♪



…。
茫然。


いよいよお別れ。
たった2時間の交流も『ウルルン』状態
民泊でもしていたら、泣いていたかも知れない!



そんな悲しい空気を切り裂くようにタクシーの音。
よしこちゃん!


再び山道を下り、下田へ。

よ『あらー陶芸どうだったー?』
G『ええ、まぁ…。』

対奥さんで力を出し尽くしてしまった為に、相槌だけで精一杯なガイハさん。
そもそも会話をする気のないU田さん。

よ『このあたりはねぇー吉田松蔭の隠れ家があったのよぉ。』
G『はぁ…。』
よ『皮膚病にかかってねぇ…それど蓮台寺に。ぼら湯治で有名でしょう?』
G『へぇ…。』

まるで見てきた事のように話すよしこちゃん。
止まらない。
こちらも止まらない!

よ『そこで村山さんと知り合って…あっここよ!ここが泊まった所よ!!』

誰だ!?
村山とは誰なんだ!?
近所の御先祖などわからない!!

よ『どうする?入る?入らない?興味ないかしら?私待ってるわよ!』

何が何でも『吉田松蔭先生寓寄処』に連れ出したい様子。

G『今回は大丈夫です…。』
よ『あらそう…。』

悲しそうなよしこちゃん。
もしや行きたかったのか!?
はたまた、市のまわし者者だったのかっ!?


駅で、別れを告げた後、お昼を食べに『なかがわ』へ。

U『やっぱ魚だよな…。』
G『そうだね…。』
U『刺身は…見たくないわ…』
G『煮付けもいいや…。』

前日の食べ過ぎで、魚アレルギーと化した"れしーと26cm"、刺身と煮付けで有名なお店で焼き魚とフライを注文。



U『…』
G『…』



U『美味いな…』
G『うん…でも…』



G『もう魚はいいや…』
U『居酒屋のまずい飯が食いたい…。』

もはや罰ゲームでした。




G『ところで、旅もいよいよ終わりだね。』
U『最高だったな。』
G『きむたくともお別れだね…。』
U『生ものだからな。』

G『…。』

涙腺が緩むガイハさん。
あぁついに、マヨともさようなら…。



U『大丈夫。蓋さえ替えて顔をかけば"引き継がれる"から。』

つまり世襲制。
次回会う時は2代目か。
もしくはケチャップか!

大量、量産される日も近いかも知れません。


【きむたく日誌】


ひぎっまきつき!




へっへこんでるのは、きのせいっちゃ!


【次回予告】
帰路に向かう途中、偶然にもたどり着いてしまったマヨネーズの故郷(さと)。
はたして、きむたくは帰ってしまうのか。
全ての人に感謝を込めて送る感動の最終話。
お見逃しなく!