魔法のランプ。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

マレーシア・クアラルンプールで、隣人と口論の後、相手のベッドにムカデ4匹とその他の昆虫を放したとして『危険な凶器』による傷害未遂として起訴された今日この頃、 皆さん壁際でカサカサしてませんか?
犯行に使われたムカデが有毒な種類かは明らかにされておらず、有罪になった場合は最高禁固3年、および鞭打ちの刑が科せられるのだそう。
虫数匹を放って鞭打ち、恐ろしいですね。
どうせまくなら画鋲のほうが強力なのに!
シーツの内側全面に潜む針の山。
疲れて帰って来た家主が、倒れ込むように背中からダイブ。
『ギャーーーーー!』
まぁ実際は、気が付かれてしまう可能性が高いので、手の中に忍ばせおく程度が現実的なのかも知れません。
どなたか、"後楽園遊園地で僕と握手"しませんか?

【あらすじ】
流血のハイタッチで幕を開けた『"れしーと"・ビフォア・クリスマス』。
"NY帰りの"ガイハさんと、"卒業を控えた"ドン・ワールドはレストランに向かったのだった。


店内で席に着くと、やって来たのは陽気なイタリアン人。

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イ『ボ~ナセーラ!!!』
れ『ボナセーラ。』



さっそく、メニューを注文しようとすると

イ『○▲※□▼ー♪』

イタリア語の応酬。
何を訴えているのか、全くわからず。

対外国人恐怖症のガイハさん。
突然の大ピンチに、全身は硬直し、冷や汗が吹き出すように流れ始めました。

駄目だっ!ノリで交わす"隙"も無い!!
もしやここは本当にイタリア!?
入口の扉は『どこでもドア』だったというのかっ!!

あわあわ。

あぁこうなれば困った時のドン・ワールドしかいない!
そう、彼は『Tekeshi kitano』『ハートブレイク』だけで異文化コミュニケーションを成し遂げてしまった男(※1)。
やはり、ここは…

!!

前を見ると、目を伏せ明らかに会話から逃れようとしているU田さん。

さらに、
『この人に全て任せてます』
とばかりに手で合図。

Noーーーーー!!!!

こうして1対1の"差し"での戦いが強いられる事になりました。




イ『イタリアノコトバワカラナイ?』
G『イエス!イエス!ワカラナイ!』

釣られて片言になるガイハさん。

イ『ダイジョーブ!ニホンゴヘイキヨ。』

とても怪しい…。
何はともあれ、乾杯をしなくては!
とりあえず安めのスパークリングを…。

イ『No!No!ソレナラコッチノガゼッタイオイシイヨッ!!』

指差されたのは、1杯1000円を越えるフェラーリ。 片言の日本語で『ボクノイウコトシンジテ。』
胡散臭い!
はったりを言う時のBenBen以上に胡散臭い!!

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半ば押し切られる形で注文。
ぼったくりじゃありませんように…。



そして、訳のないイタリア語のメニューを持ち出し"口頭解説"。



イ『コレナンダカワカリマスカ?』
G『ワカリマセン。』

1つ1つ丁寧に"授業"。
さながら出来の悪い補習生。



さらに
『コノリョウリ、コッテリ、アナタタチハホッソリ。ダカラタベチャダメヨ。』

勝手にチョイス。
約20分の"激闘"の末に

・牛肉のカルパッチョ
・ヤリイカのフリット
・サフランのリゾット
・リガトーニのカルボナーラ
・ローマ風トリッパの煮込み
・ドルチェ
・ワイン

をオーダー。



ようやく一安心。
ふと、隣の客席を見ると、カップルと日本人のウエイター。

ウ『こちらがスカンピのトマトソースで、麺の種類が…』

!!

あっという間に、注文終了。
どうやら、ガイハさんの苦労は無駄だった様です。

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その後も、呼んでもいないのに
『ツギノワイン、ナニニシマスカ?ワタシノオススメハ…。』

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なんと言うか、100%純血のイタリア人でした。




※1…詳しくは10月01日『"Takeshi"ず』参照。


【次回予告】
二次会に向かう道で、突然のファニーマインド発動!?
土方となった"れしーと26cm"は暴挙に出るが、直ぐさま"限界"を知る事となり…。