『女性が履いているハイヒールが欲しかった』と、徒歩の女子大生のハイヒールを盗んだとして窃盗容疑で男が逮捕された今日この頃、皆さんガイハさんの生暖かいブーツはいかがですか?
調べでは、自宅近くの路上で、私立大生(20)に背後から近づき、左足のハイヒール(時価1000円相当)のかかと部分をつかみ、奪い取った疑い。
そっと腰を屈め、隙を狙って尾行する男に、歩きながら靴を奪われる女性…なんとも間抜けな光景ですね。
それにしても、いくら夜中だからといっても、気付かないというのはあまりにも不自然というもの。
本当は背後の男の存在に気付き、さも『取って』とばかりに歩いていたと考えられます。
もし奪う事が出来たなら私は貴方のもの!そう、この靴は心!
まさにガラスの靴。
結婚するのでしょうか。
彼に与えられたのは、窃盗罪だけでなく、婚約という名の執行猶予なのかも知れません。
・堕ちたご当地ヒーロー、茨城の『イバライガー』逮捕
茨城県つくば市のご当地ヒーロー『時空戦士イバライガー』に扮していた男が、戦隊ヒーローの衣装を勝手に複製し、ネットオークションで販売したとして、警察に逮捕されていた事が分かった。
『イバライガー』は昨年から県内各地で子ども向けイベントを中心に活動。チビッ子たちに愛されたヒーローの思わぬ"転落"に県内のイベント関係者は対応に追われた。
調べでは、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の衣装2着を大阪府枚方市の無職男性(38)ら2人に計18万円で販売し、東映の著作権を侵害した疑い。
尚、容疑者は『趣味が高じてしまった』と供述してるという。
【MSN産経ニュース】
ついに、恐れていた事が起きてしまいました。
全国各地で、増えすぎてしまったローカルヒーローによる主権争い。
以前ガイハ日記でも『超神ネイガー』について何度か取り上げましたが(※1)、今ではなんと各県に10隊以上、東京都だけでも40を越える戦隊ヒーローが『我こそは』と幅を効かせています。
『忍風戦隊イグサンジャー』、『環境戦隊エコレンジャー』、『月島名物モンジャー』、『メイド戦隊萌えレンジャー』、『ポツネン戦隊ガイハジャー』…『ジャー』さえ付ければ無条件にヒーローを名乗れる無法地帯。
中にはストラップやTシャツのイラストでのみ存在する、実態のない"空ヒーロー"まで登場する始末。
また、各々が『悪を懲らしめ自らの正義を守る』という大義名分が存在しているわけですが、その価値観は千差万別。
つまり隣の正義が自らの正義の邪魔となり、結果、正義の味方であるはずのヒーロー達が、自らの正義を貫く為に共に争うという悲劇を生み兼ねません。
そんな共通の悪が存在しなくなった世界で、発生した対立抗争。
しかも、イバライガーが一地方のローカルヒーローであるの対して、ゲキレンジャーはテレビ朝日で放送される、言わば国民的ヒーロー。
まともに闘いを挑めば勝ち目は無い、そう感じた彼の取った行動がネットオークション詐欺。
間接的に名誉を気付けるという陰険な飛び道具で持って、大打撃を与えようとしたのでしょう!
残念ながら、今回は失敗に終わってしまいましたが、これを機にローカル同士の覇権争い、また表舞台で活躍するヒーローに対する下剋上の念を抱く者たちによる思惑が表面化するかも知れません。
そう…日曜日の朝9時を目指して。
それならば、ここで1つ提案が。
と、振ったところで続きはまた明日。
最近"続きもの"が多いのは読みやすさを考慮して。
ネタ不足?まさかまさか。そんな。ゴホン。
それと、本日のような日記を書くと必ずと言って良い程に心配されますが、気になさらないで下さい。
ガイハさんは元気です。
では。
※1…2007年10月10日『アンラバブルヒーロー』参照。