ギザギザハートのカリメラー。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

『ずっとやっていて楽しい』『ずっとやっていたくなる』をテーマに『∞プチプチ』や『∞エダマメ』などの『∞(無限)にできるシリーズ』に第3弾『∞ペリペリ』の発売が決定した今日この頃、皆さん∞に痂(かさぶた)むいてますか?
お菓子の箱型パッケージなとで見かけるミシン目部分の『あけくち』を、ミシン目にそってはがすあの行為を再現した玩具で、独特の剥がれる効果音が癖になるのだそう。
なんと忌ま忌ましい"ペリペリ音"!
頭に過ぎるのは猫たちによって剥がされる壁紙。
ガイハ宅ボロボロ、今日もベリベリ!
癖になるものと言えば、『障子やぶり』と『トイレットペーパーめくり』。
『∞シリーズ』での再現は難しそうなので代わりに、和室をお持ちのかた、ご招待お願い出来ませんか?
指を洗ってお待ちしております。


恐ろしいものを見てしまいました。

時は休日の東京メトロ。
ふと向かいのおばさんを見ると、鞄から覗く黒い人形。
首の"もげかけた"カリメロでした。

冒涜だっ!
我が"兄弟"に対する、侮辱行為の他なりません!


子どもの頃から、何かとカリメロと縁が深かったガイハさん。
きっかけは、小学生時代に友達から言われた一言。

『カリメロに似てるよね。』

それから数年後、中学2年になると、"もっこり"ヘア。
『殻被ってるね。』
『たまごだね。』

こうして『ガイハ=カリメロ』説は定着しました。


そして高校時代、これなら大丈夫だろうと髪を伸ばすものの

『ていうか、カリメロだよね。』

U田さんにまで言われる始末。

いったい何故!?
今はもうヘルメットじゃないはず!
ガイハさんは人間だっ!
嘘でも良いから、平成のロバート・デニーロと言われたいっ!

U『だって卵じゃん。髪型云々の前に雰囲気だよね。ほら殻が見えてきた。』

つまり"エア殻"かっ。
地方のスーパー如く、踏めば『ピヨピヨ』と音がすると言うのかっ!?
あぁなんてたまごクラブ・ひよこクラブ・ガイハクラブ!
意味がわからないっ!

さらに、まだまだ続く悲劇。
とある授業での、クリスマスパーティーでの出来事。

事前にくじ引きで決めたペアと、プレゼントを交換する催しが行われました。
相手は殆ど話をした事がないクラスメート。
必然的に"無難"をものをあげる事に。
誰だってそう思うはず。
それが鉄則。

ところが、そんな彼から戴いたのが、
カリメロのキーホルダー。

無言のメッセージ。
もはや"公認"でした。


それから何年かは、ようやく"人間らしい"扱い。 あの男に会うまでは…。

『このカリメロっ!』

最もヒヨコに近い人間からの一言。
そう、ぴっぴでした。

ガイハさん同様に、殻に近い髪型。
名前だって近いじゃないかっ!
そもそもガイハさんは卵が食べられないんだっ!!

ぴ『共食いだからでしょ?残念だねーあははは。』

こうして、心に殻を被って生きてく事を決めました。


そんな隠れ"カリメラー"のガイハさん。
今、目の前で同志が助けを呼んでいます!
"ぐったり"する程、あんな事やこんな事をされてしまったのでしょう!
今直ぐ助けなければ!

しかし今の髪型はマッシュ。
前髪は一直線。
これでは説得力に欠けてしまう!
ならばギザギザか。
子守唄と共に切り刻むしかないのかっ!?
ララバイ!ララバイ!おやすみよ!

ふと顔を見上げると、おばさんの鋭い眼光が、『うちの子に手を出したら、あんたも同じ目に遭わせてやるわよ。』と訴えています。

敗北。

あぁ申し訳ない兄弟よ。
君を救う事は出来ない…。

こうして失意のまま電車を降りました。
終着駅だったので。

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ちなみに後日、この話をしたところ、返って来た返事が

『カリメロって何ですか?』

ジェネレーションギャップ。
いつの日か、ガイハさんの存在すら忘れられてしまいそうです。