米ウィスコンシン州で15歳の娘になりすまして高校の授業に出席、さらにチアリーディング・チームに入部していた33歳の母親が個人情報を盗んだ容疑で起訴された今日この頃、皆さん自称10代ですか?
同高校の教師によると『確かに他の生徒よりも年上に見えましたが、その振る舞いは女子高生そのものでした』。
18もサバが読めるものなんですね。
やはり、制服マジックなのかも知れません。
つまりガイハさんもブレザーや学ランを着れば華の高校生、"れしーとてぃーねいじ"復活!!
…痛々しいですよね。
ただのコスプレでした。
というわけで、高校もどきは"アクセサリー"程度に留めておこうと思います。
名前入りのゼッケンで。
とある休日。
『にゃーにゃー。』
朝から大きな声で甘えようとするこさめさん。
薄目を開けると、時刻は5時半。
G『休みくらい…ゆっくり寝たい…。』
身体を横に倒し、再び眠りに就こうとするガイハさん。
すると
『にゃー。』
回りこみ"ちょいちょい"。
顎の下を、爪先で叩いて呼ぶこさめさん。
しかも、撫でてもいないのに勝手に"ごろごろ"。
G『寝たい…。』
再び向きを変え、縮まるガイハさん。
『にゃー。ごろごろ、ずびび。』
ちょいちょい。
G『あーーーもうっ!寝かせて!!』
諦めたように去っていく白猫さん。
これでようやく眠りに…
『にゃーーーーーー!』
耳をつんざく甲高い鳴き声。
頭の上に茶色い気配。
キーン。
うぅ…
『にゃーーーーーー!!』
こうして、貴重な休日に6時起き。
何事もなかったのように、去っていくふーりんさん。
ご飯が欲しいわけでも、水が欲しいわけでも、ましてや遊んで欲しいわけでもなく、ただの気まぐれ。
いつの日か"女帝"によって、この身が滅ぼされるかも知れないと改めて実感しました。
ブランチや掃除で時間を潰し、10時に『渋谷 Bunkamura ザミュージアム』へ。
目的は勿論、『ジョン・エヴァレット・ミレイ展』。
渋谷に向かう道中で、やたらふてぶてしい烏に遭遇。
冷めた目でガイハさんを一瞥。
『お前、飼い猫に馬鹿されてるんだってな。ケケケ。』
とでも言いたいように!
睨み返すガイハさん。
キッ!
お前なんかに言われたくないっ!!
すると
『カーーーー!』
羽をばたつかせ、ガイハさん目掛け突進。
慌てて逃亡。
猫に馬鹿にされ、烏にも馬鹿にされ…。
『Bunkamura』到着。
芸術鑑賞。
人間の心情を、虚飾なく徹底的なリアリズムで描き出す圧倒的なスケールが…
『狂気と死』というテーマを、細部描写と絢爛な色彩のうちに鋭く捉えた精巧さが…
また一方で、子どもを情緒的に甘美に描いたその愛くるしさが…
…
…良かった。
2時間の鑑賞で、またもや感想が『良かった』。
『ウィーン展(※1)』から成長無し。
相変わらず、感想が小学生以下ですね。
美味しいもの食べたら『美味しい!』
美しいものを観たら『綺麗!』
それで充分…なはず!
ミレイと言えば、1つ。
20代の頃の体型が182cmで58kg。
つまりガイハさんと全く同じ。
親近感。
そんな彼が、自らをテーマにした絵画がありました。
そのタイトルが
『街灯柱』。
解説には
『自らのひょろっこい身体を街灯柱に重ね…』
ひょろっこい…
…
猫に、烏に、ミレイに馬鹿にされ…
外へ出ると土砂降りの雨。
当然、傘は無し。
今夏5度のゲリラ遭遇。
真っ白な靴に、買ったばかりのカーディガン…。
猫に、烏に、ミレイに、そして雨にも馬鹿にされ…
ひとり薄い背中を丸めて、ずぶ濡れのまま家路に向かうのでした。
※1…詳しくは8月31日『ウィーン…な』参照。