なすとかぼちゃのなかよしダンス。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

米オハイオ州ゼニアのバーガーキングの流し台で『入浴』する場面を撮影し、その動画を投稿していた店員が解雇された今日この頃、皆さんお手洗いで頭を洗っていませんか?
動画は約4分、裸の男性が泡だらけのシンクに入って、自らの誕生日を祝っていたのだそう。
まさにハッピー"Bath"dayだったわけですね。
それにしても、先日お話したコインロッカーで9年間寝泊まりしていたドイツの男性といい、皆様狭い所が好きなのでしょうか。
いつか"はまって"しまわないか心配です。
数年前、便座からお尻が抜けなくなったガイハさんのように!
…いえいえ、まさかね…。忘れてください。
ちなみにシンクでは上半身しか洗った事がないです。ええ…ありますよ。


【寄席】
人寄せ席の略で、落語・浪曲・講談・漫才・手品等の大衆芸能をを興行する演劇場。常設のものは寛政年間(1789~1801年)に始まる。
【大辞泉】


念願の『寄席』に行って来ました!
出演者や演目等の番組(プログラム)は10日ごとに入れ代わるのですが、8月の中席(11日ー20日)にガイハさんがお笑い界で唯一心から面白いと思えるコンビ『ナイツ』が出演する事もあり、新宿の『末廣亭』へ。

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高島屋で鯖弁当を購入し、夜の部の開演前に到着。
自由席の為、下手(しもて)側の桟敷席に座布団を引き正座。

実は胡座(あぐら)を上手にかけないガイハさん。
まさか寝転がるわけにもいかず、まして落語を見ながらヨガのポーズでガンダーラに思いを馳せるわけにもいかないので、畏(かしこ)まって観る事に。

辺りを見渡すと、当然の事ながら『ここは施設or巣鴨?』状態。
とにかく臭い、臭い。
加齢臭ではなく、せんべい臭。

バリバリ
ボリボリバリ
ポリデントは忘れないで。

そんなわけで、ひとりプチアウェーの中、鯖弁当を頬張りながら落語観賞。

笑えたり、笑えなかったり。
たまに唖然。
たまに大笑い。

10代犇(ひし)めく木村カエラのライブではしゃいでいた男が、10日後にはシルバー色の寄席で曼陀羅話に抱腹絶倒。
君はどっち側なんだっ?
いい加減、自らの支離滅裂っぷりが心配になりました。
そろそろ危ないかも。


ところで、お年寄りの殆が必ずと言って良い程、ドッと笑うネタが『身内の死』。
やはり、重ねるのか。
隣にいる、嫁や主の"先の姿"を重ねるのかっ!?

私のほうが長く生きる。

そういう最期の笑いなのかっ!!
なんて恐ろしいんだ"大大人"!

それなら、ガイハ日記もシルバー仕様で死の香を漂わせましょうか。

トモダチ死んだー。
カゾクも死んだー。
アノ子も死んだー。
カレシも死んだー。

ミンナ死んでしまったー全てコナゴナに咲き飛んでしまったー

絶望!

全然オモロないですね。
却下。

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一方、マジックや俗曲では拍手喝采。
ただ1つ…着物姿の女性が
『なすびとかぼちゃのケンカに朝顔が仲裁に入る様子を、踊りで表現したいと思います!』と言って舞い始めた時には、野村サッチーの写真集『Stay young forever』同様の捨て身のヤケクソ感が伝わって来て、やり場のない哀しみに思わず足の指先がむずついてしまいました。

痺れただけかも。


そしてナイツ
もちろん『ヤホー』ネタ。
約15分のしゃべくり漫才で爆笑させて戴きました。
やはり言葉を大事にしている芸は、世代関係なく自然と笑いが込み上げるものですね。

ガイハさんも、もっと日本語を大切にしながら、いつかあのステージに立つべく修…

って芸人じゃないや。
いったい、どこに向かえば良いのでしょうか。

とりあえず、野菜の気持ちになって踊ってみれば何かが見えてくるのかも知れません。