ガイハさん宅のドアの前に菊の花が1枚添えられていた今日この頃、皆さん手を合わせてませんか?
やはりこれは、誰もが小学生時代に経験するいじめかっ。
次は花瓶が置かれ、無視されるようになってしまうのかっ!?
ならば、やられるにやらねばっ!
その為にまず、誰が犯人か突き止めなければなりません。
というわけで、本日から薔薇をくわえながら、ドアの前で張り込みを開始したいと思います。
石は投げないでっ!
・遷都祭 キャラまたも?今度は『せんとくん』のお兄ちゃん!?
平城遷都1300年祭のキャラクター問題で、ライバル出現キャラ『せんとくん』に協力助っ人が現れた。その名は平城の童子「鹿坊(ろくぼう)」。彫刻家の藪内佐斗司さんがせんとくんを作る際に原型にした作品だ。
藪内さんのホームページによると平城の童子は、1300年のあいだ平城の都を見守ってきた神鹿の化身。また、せんと以外のキャラクターが現れて遷都祭が盛り上がりつつあることを歓迎し、『思いもよらず人気者になり、感謝している。今、自主キャラクターをどんどん作っている。寺や神社の独自キャラクターを作る構想もあり、1300年祭では阿修羅坊、吉祥童女など仲間たちによる平城の伎楽(ぎがく)を繰り広げたい』と意欲満々だった。
【朝日新聞】
…。
…わざわざガイハさんがコメントする必要なんてないですよね?
まさか今更『"誰からも"愛される都を目指す』なんて、本気で言わないですよね?
どう見たって完全マニア受け!
それとも、このプロジェクトに関わっていると、これが"自然なもの"に映ってくるのでしょうか。
あれだけ非難を浴びて、考え直すどころか『人気者』と解釈し、奈良をキワモノの都へとのし上げた藪内氏はもはや天才と呼べる逸材。
罪な男と言わざるを得ません。
そして神鹿の化身に募金活動をさせた揚句に、更なる妖怪をかき集めて、百鬼夜行を企てる始末。
もはや頑張って欲しいという気持ち以上に、狂言師の和泉元彌がプロレスやサンバに勤しむ姿を見た時に感じた『もうそんなに頑張り過ぎないで!』という哀れみに似た気持ちで、心が痛くなって参りました。
これからどのような方向に突き進んでいくのでしょうか。
やはり目指す"理想郷"は戦慄の都か。
真夜中に募金箱を持った怪物たちが駅前でたく鉢。
そのうち、血痕だらけの斧を持ったマスク男や、包丁片手にケラミノを纏った赤鬼まで現れるかも知れません!
あぁ誰か奈良を止めておくれっ!
いやはや、遊び心を知らない実直な人間の、『真面目パワー』は時として物事をねじ曲がった方向に暴走させてしまうものなんですね。
さて、そんな奈良の平和を守る為、ガイハさんもニューキャラクターを考えてみました。
奈良で思い付くもの言えば"彼"しかいません。
力強さと柔わらかさを兼ね持つ東大寺の守護神。
そう金剛力士像。
特技は不法侵入。
玄関開けたら鬼の形相で仁王立ち。
その出で立ち・行動から付いた名前が
『真出貴歩津(しんしゅつきぼつ)』くん。
いかがですか?
無し?
邪魔?
名前が奇面組的?
小栗旬のほうがイケメン?
はいはい没。
撤収ー。
なんだかんだ言わせて戴きましたが、結局はせんとくんが1本立ち出来きさえすれば良いだけの事。
1日でも早く、遷都祭のシンボルとして認知される様、ガイハ日記はこれからも応援し続けたいと思います。
…というわけで実行委員会の方々、袖の下を広げて『せんとストラップ』が届く日をお待ちしております!