キワモノの踊る都。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

朝起きるとパジャマの一部裂けていた今日この頃、皆さんダメージ加工施してますか?
お尻の部分が少し裂けたところで、別に気にならないので放置。
すると数日後には広範囲に至ってびりびりに裂けてしまいました。
まさにその姿、びんぼっちゃまくん。
若干セクシー過ぎる気がしないでもないですが、通気性は良好。
パジャマ姿で外に出る事なんて、ゴミ出しの時くらいで…
!?
どうやら、これからゴミと一緒に恥までさらけ出す事になりそうです。
エッチ!


・今度は『まんとくん』…奈良・遷都祭の民間キャラ
奈良県で2010年に開かれる『平城遷都1300年祭』のマスコットとして、市民団体が公募していた"民間キャラクター"に2日、ずんどうのシカがマントを羽織った『まんとくん』が選ばれた。
まんとくんがかぶるのは平城宮の朱雀門をデザインした帽子。マントには四季折々の模様があしらわれる予定だ。名前には『万人の知恵』『万葉人』などの意味が込められているという。
公式キャラクターを決めた平城遷都1300年記念事業協会の一柳茂事務局次長は『せんとくんの個性とはかぶらないので、新しい友達としてうまくやっていける』と話している。
【夕方フジ】


せんまん。


どこをどう見たら、お友達としてうまくやっていけるのでしょうか。
以前、せんとくんについてお話しましたが(※1)、個性がかぶらないどころか絵のタッチから世界観まで、何から何まで違い過ぎます。

友情とは、お互いに何かしら共有出来るものがあって成り立つもの。
せんとくんとまんとくんの友情は、オスカルの隣で珍遊記のばあさんが『ぶべら!!』と吹き出すくらい無茶があります。

むしろ、かぶる・かぶらないの問題以前に、せんとくんの個性である不気味さをかき消している気がしてなりません。

実にもったいない。

どうせここ暫くの間、せんとくんの恩恵で遷都祭の名前を売ったのですから、このまま押し通してしまえば良いのに。


どうしても『古都』と言えば真っ先に浮かぶのは奈良でなく京都。
現状では風情に風情でぶつかり合っても勝ち目が無いのは目に見えています。
それなら、いっそ独自路線で突き進んでしまえば良い!

お隣りが『雅に香る街京都』や『紫のゆかりふたたび』なら『せんと踊るキワモノの街』とか『兎に角(とにかく)、鹿に角(かにかく)、坊に角、奈良』なんていかがでしょうか。

いっそターゲットもマニア向けに。
五重の塔に首を吊ったせんとくんが
『ようこそ奈良へ。』

気になりませんか?
行きたくなりませんか?

ガイハさんなら行きます。
角の耳あてして行きます!


しかし、こんな事を言ってますけど、奈良は大好きな街なんですよ。

修学旅行で…ええと…んん?
薬師寺で…天武天皇と…あれ?
どこかの公園で…鹿と…あれれ??
コンビニでお酒を…それは違う!!

…ちっとも覚えていませんでした。かんにんえ。


そんなこんなで、ガイハさんは、せんとくんを応援し続けたいと思います。
鹿の角を蜂が刺す程度に(※2)。


※1…詳しくは4月21日『ジンギスマン』参照。

※2…鹿の角を蜂が刺しても、鹿はなんとも感じないように、何の手応えもない事の例え。