自宅のパソコンが30分に一度自動でシャットダウンする今日この頃、皆さん
以前BenBenに頼んでマスターボードを取り替えて貰い、なんとか息を吹き替えしたものの、少しずつ実感する臨終へのカウントダウン。
ついにお別れか。
そして財布から数万のお金が飛んでいってしまうのかっ!?
5.6万くらい…
5万くらい…
いっいや3万くらい…
壊れるまで、あともう少しだけでギリギリを楽しもうと思います。
きょうもつかれたっちゃー。
そんじゃ、ばいならー♪
…はいはい、駄目ですか?駄目ですよね。
言うだけ言ってみました。ええ。
とりあえず暫くはカレーを食べたくありません。
何がとりあえずかさっぱりわかりませんが、とりあえず食べたくないものは食べたくないんです。
どうか今日という日ばかりは『日本印度化計画』を待って戴きたい!
何があったかと言えば、それは新宿ペペでの1コマ。
トイレ前で突然、マハラジャの絨毯に乗ってやって来たようなインド人に声をかけられました。
手にもった唐草模様の革の手帳を指指しながら、つぶらな瞳が何かを訴えています。
(サインクダサイ。)
プライベートのサインは高いんだっ!。そう簡単に書けないのねん。
(アナタホド、サリーノニアウヒトハイナイ。)
やめてくれよっ照れるじゃないかハハ。それならサインの一枚くらい…
ところがそんな妄想をよそに、怪訝そうな表情で言いました。
『ユー?○▲※□▼…』
ジェスチャーから判断するに、
『メモ帳を拾ったんだが、これはお前のだろう?中身を見られたくなけば50000ルピ払え。ペソでもいいっ!そしてオレをいざなえ!さぁ早く!』
そんなところでしょうか。
『そんな年寄り臭い手帳は使わない!!』
と片言の英語で訴えるガイハさん。
英語っぽい言語で返すガンジス。
英語の話せない日本人と英語の話せないインド人によるなんちゃって英会話。
全く噛み合わない雰囲気。
シタールの音に乗せ、一方的に『Noガイハ!』を訴えるガイハさん。
全身から吹き出す冷や汗。
そんな気迫に押されたか、はたまた同じ匂いを感じたのか、満足そうに頷くガンジス。
置いてかれたような心境。
ガ『バーイ!チャー!』
思わず、
『イクラちゃんですぅー。たーじまはるぅー!』
と答えそうになるものの、平静を装い見送るガイハさん。
やり場のない疎外感とカレーの香だけが残りました。
そして家に帰ってテレビを点けると、通販番組。
『酵素の力でしつこい汚れも剥がして落とす!絨毯に付いたカレーのシミもこんなに綺麗にっ!!』
それなら今日一日の記憶を消しておくれ!
ついでに心に染み込んだカレー臭も消しておくれっ!
司会の髭のおじさんまでインド人に見えてきたので、大人しく眠りに就こうと思います。
ヨガのポーズで。