米テネシー州で、夫婦がお互いをフライパンで殴り合う大喧嘩をし逮捕された今日この頃、皆さん包丁やお皿飛び交ってませんか?
警察の発表によると、夫婦の証言通り、二人にはフライパンで殴られたケガがあり、他にもこの喧嘩に加わった人物が数名いるとの事。
やはりこれはフライパン戦争のタッグマッチか。
殴り合う夫婦、おっと旦那が友人にタッチ。
出ました中華鍋!危ない妻!おっと妻のパートナーは鍋を温めて待っている!!
…恐ろいですね。
夫婦喧嘩をする際は、机やパイプ椅子程度にしておいて下さい。え。
月に1度の通院日、相変わらず薄暗い診療所。
そして、待合室にぎゅうぎゅうに押し込まれた人々。
皆一応に『希望なんてぇもんはよぉ、とっくに川に流しちまったよぉ』と言わんばかりに死んだような表情。
俯いてる程度ならまだマシなもので、瞬きをせずにずっと一点を見つめる男、リズムが不揃いの貧乏揺すりを繰り返すおばさん、1から8まで数え再び1から数字を数える青年、母親に子ども騙しのバレバレの嘘を付いた揚句に『金だよ金!』と突然大人の態度で脅しをかける少年…。
この世の終わりだ…。
ここは精神病棟やクリニックではありません。
極一般的な皮膚科。
病んでいる…間違いなく病んでいる!
各々が訳有りの雰囲気。
そんな中、
『おっ大事にどうぞ~♪』
放っておけば『ハイオク満タンで~!』と大声で叫ぶだろう、ひとり空元気な看護婦。
死に際のような空間で、元気だけが売りなでしょうか。
いや、そうでないとやっていけないのかも知れません。
このミスマッチさが、陰欝な気持ちにさらに追い撃ちをかけています。
そこへ一人の男性が声をかけに行きました。
何やら小話を始めた様子。
ナンパか。公開ナンパをしてしまうのかっ!?
ところが話をそんな話を軽く流し
『○○さん♪お入りくださっい~♪』
『お会計のお客様がいらっしゃるので、こちらにお願いしま~す♪』
待合室中に響き渡る声であっさりスルー。
彼の夢はあっさりと打ち砕かれました。
それにしてもですね、世の中の男性は何故ナースって職業にロマンを抱くんでしょうね?
ガイハさんは駄目なんですよ。正直。
数年前のゴールデンウイーク中に蕁麻疹を患ったのですが(※1)、この時お世話になった新人看護婦の事は今でも忘れません。
看『痛かったら言って下さいね。』
ブスッ!
G『!!!』
激痛。
思わず顔をしかめるガイハさん。
看『あっしまっ…。』
しまっ…なんだっ!?しまったのかっ!?
射し間違えたのかっっ!?
あぁこの人はやばいっ!絶対にやばいっ!ヘル…
何事も無かった用に、再び別の場所に
看『大丈夫ですからね!』
『おぉ●△※▼□ぅ!!』
さらに激痛。
大丈夫…それはこっちが聞きたい…。
あぁ許せない…許してなるものか…あぁ…
全身の蕁麻疹で弱っている上に、あまりの痛さで怒りを露にする気力も沸きません。
G『…次は…次こそは…お願いします。』
か細い声で訴えるガイハさん。
そして
G『ぎゃあぁぁぁぁ…!!』
…
…。
結局5度目にしてようやく成功しました。
穴だらけ。
もともと好きではなかった看護士が、大嫌いになった瞬間でした。
そう、みんな悪魔なんだ!
純白を纏(まと)った悪魔なんだっ!
あぁナイチンゲールが泣いている。きっと。そう。たぶん。
※1…詳しくは1月23日『ブツブツミノミノ』参照。