恋人にプロポーズしようとしたロンドン在住の男性(28)が、婚約指輪をヘリウムガスの入った風船の中に隠したところ、突風で風船が飛ばされ指輪ごと失ってしまった今日この頃、皆さん婚姻届けで紙飛行機飛ばしてますか?
男性は地元紙に『空高く上っていくのをただ見ているしかなかった。大枚をはたいたのに、大間抜けだ。彼女はかんかんで新しい指輪を買うまで口も利いてくれない』と語ったそうです。
まさにサプライズを狙って本人までサプライズだったわけですね。
指輪分の笑いはとれたのならめでたしめでたしなのですが彼女はカンカン。
新しい指輪までねだられさられサプライズ。
さらに落ちた風船から指輪を見つけた人もサプライズ。
売ったら予想以上に高額でサプライズ。
1粒で5度美味しい驚きと衝撃を与えた彼に拍手を送りたいと思います。拍手だけ。
拍子抜けする程、呆気無かった。
こんなにもいとも簡単に君の事を消してしまうなんて。
今だって信じられない。
自分が怖いくらい。
あの瞬間、僕は悪魔に取り憑かれてしまったのだろうか?
思い出・情・喜び・悲しみ…あの時の全ての想いや感情に、何1つ嘘も偽りも無かったのに、僕はそれすらも裏切ってしまった。
言葉は形に残らない。
だから託したんだ。
何一つ足りないものは無かった。
満ち足りていた。
なのに…。
でもわかっていたのかも知れない、本当は。
人生にリセットなんてないけれど、時として1つの過ちが、積み上げて来た全てのものを一瞬にして跡形もなく壊してしまう事を。
がらんどうの空間で君を思う。
戻れない。
今の僕には時間がない。
否、それは言い訳。
本当はもう戻りたいという感情すらないんだ。
さようなら。
陳腐かも知れないけれど、今の僕が贈れる精一杯の餞の言葉。
…
…
暗い話でごめんなさい。
ガイハさんらしくないですよね。
情けない話ですが…感情を抑え切る事が出来ませんでした。
心に漂う喪失感。
今日の出船は どこへ行く
むせぶ心よ はかなき恋よ
踊るブルースの 切なさよ
衝いて出るのは別れの歌ばかり。
なんだかんだ言っても失ってしまったものの代償は大きいもの。
今は何も考えられません。
考えたくもありません。
手も痛い上に、久しぶりに面白い事を書いていただけにショックも大きいわけで…。
ん?
日記を保存したつもりが、誤って消してしまったんですよ。
約1時間の労力が見事にパー。
思い出して書こうにも、細部が思い出せないおかげど、収拾つかず。
久しぶりの会心の出来だったんですけどね…あー残念、残念。うっかり。ちゃっかり。
え?はい?別れ?
ですから一日分の日記との別れが…
ほらほら、思わず淡谷のり子の『別れのブルース』を熱唱してしまう程塞ぎこんで…
感情?
いつだって喜怒哀楽、感情を込めて書いてるじゃないですか。
『あー!あーー!あーー!あーーーーーーっ!!』
ツンボのガイハさんには苦情も何も聞こえません。
すたこらさっさー。